【成績が悪くても大丈夫!】総合型選抜で合格するための戦略をゼロから解説
公開日: 2025年2月25日

「成績が悪くても総合型選抜で合格はできる?」
「そもそも成績が悪いと総合型選抜は受験できないの?」
「成績が悪い場合、どうやって自己アピールをすれば良いのか?」
こんなお悩みはありませんか?
総合型選抜では、評定平均が出願条件になる大学が多く、一部では学力試験を課す場合もあります。
とはいえ、学校の成績が悪くても諦める必要はありません。
以下に当てはまれば、評定平均(学校の成績)が悪くても、総合型選抜で合格を狙えます。
成績が悪くても合格したい!今すぐ始められる総合型選抜の具体的な対策5つ |
|---|
1.評定平均が選考基準ではない大学・学部を受験する |
大前提に、評定平均を出願条件にしていない大学があるという点をおさえておきましょう。
総合型選抜の場合、多くの大学が評定平均の基準を出願条件に盛り込んでいます。
しかし、なかには成績以外のポイントを重視する大学もあります。
つまり、学校の成績が悪くても、総合型選抜で合格できる可能性はあるのです。
この記事では「どうすれば成績が悪くても総合型選抜で合格できるのか」を中心に解説します。
これらの対策をしっかり行えば、成績が悪くても総合型選抜で志望校合格を勝ち取ることが可能です。
ぜひ最後までお読みください。

1. 成績が悪いと諦めるのは早い!総合型選抜の合格可能性を広げることは可能

成績が悪くても総合型選抜で志望校に合格することは十分可能です。
なぜなら、
学業成績を出願条件にしない
学業成績以外の課外活動などを重視する
という大学もあるからです。
本章では、総合型選抜の特徴や「評価基準・学業成績(評定平均)と総合型選抜の関係」について深掘りします。
はじめに総合型選抜の特徴と評価基準について確認しましょう。
提出書類 | 調査書、志望理由書、自己推薦書、活動報告書、学習計画書 など |
|---|---|
選考方法 | 書類選考+面接 |
評価基準 | 各大学・学部のアドミッション・ポリシーに準じて選抜する |
特徴 | 提出書類・面接・小論文などを通じてひとりずつ丁寧に評価する |
出願要件 | 各大学によって異なる主に学業成績(評定平均)・資格・語学能力・課外活動などを問われる |
出願スケジュール | 高校3年生の9月~12月 |
選考時期 | 高校3年生の10〜11月が一般的 |
合格発表 | 11月以降 |
総合型選抜では、一般選抜のような学力試験の受験は必須ではありません。
また、学校推薦型選抜のように評定平均が出願要件になっているところばかりではありません。
評定平均を出願要件にしていない大学・学部は「評定平均が出願条件ではない大学・学部を受験する」でご紹介します。

もちろん評定平均による出願基準を設けている学校が多数派であり、成績が良ければその分出願できる大学・学部の幅は広がります。
とはいえ、あくまで総合型選抜は「各大学・学部のアドミッション・ポリシーに準じた選抜」を行います。
そのため、必ずしも学業成績だけを重視している大学・学部ばかりではありません。
出願要件に学業成績が必須でない場合は「アドミッション・ポリシーにいかに自分がマッチしているか」をアピールできれば、総合型選抜での志望校合格の可能性が高まります。
関連記事:【5分でわかる大学の総合型選抜とは】選考方法・スケジュールから受かる人までまるっと解説!

2.成績が悪くても合格したい!今すぐ始められる総合型選抜の具体的な対策5つ

ここまで「成績が悪くても総合型選抜で合格できる理由」についてお伝えしました。
本章では「どうすれば成績が悪くても総合型選抜で合格できるのか?」について解説します。
成績が悪くても総合型選抜で志望校合格を勝ち取れる具体的な対策は、以下の5つです。
評定平均が出願条件ではない大学・学部を受験する
活動実績で「自分の本当の強み」を見つける
小論文・面接対策を繰り返し行う
出願書類をブラッシュアップする
必要なら評定平均の底上げも視野に入れる
順番に紹介します。
2-1. 評定平均が出願条件ではない大学・学部を受験する
まず1つ目は「評定平均が出願条件ではない大学・学部を受験すること」です。
もし「成績が悪いことが原因で受験ができないのではないか」と不安であれば、成績の出願条件がない学校を選んでみましょう。
例えば2024年時点で以下の学校・学部は出願要件に評定平均を求めていません。
慶應義塾大学 総合政策学部、環境情報学部
立教学部 文学部 文学科 ドイツ語専修
中央大学 法学部(チャレンジ入試)、経済学部、文学部 など

難関校と言われる大学・学部でも評定平均を出願要件にしていないところもあります。
自分の興味・関心と照らしわせながら学校のHPを見たり、学校の先生に聞いてみたりするのも良いでしょう。
2-2. 「活動実績」から「自分の本当の強み」を見つける
2つ目は「活動実績から『自分の本当の強み』を見つける」ことです。
総合型選抜では、課外活動の実績や何か特化したコンテストの受賞歴・資格があれば、活動報告書でアピールすることが可能です。
必ずしも学業成績だけが評価されるわけではなく、「力を入れて取り組んだこと」としてこれらの活動実績をアピールすることで、合格に近づくことが可能です。
実際に総合型選抜では、下記のような活動実績が評価されることが多いです。
学内活動 | 部活動、委員会、生徒会、学校行事、交換留学 など |
|---|---|
学外活動 | ボランティア、コンテスト、NGO・NPO活動、資格 など |
しかし中には「課外活動の実績はない」「部活動やコンテストに出たことはあるけど、あまり良い成績ではなかった」という人もいるかもしれません。
何か特別な活動である必要はなく「自分が日々頑張っていること」「人よりも得意・好きだと思うこと」をピックアップしても構いません。
何気なくしていることが「自分の本当の強み」の可能性もあります。
例えば「部活動の前に毎朝ひとりで自主練を1年間続けた」「学校に1時間早く行って勉強に取り組んだ」などでも構いません。
これらの活動を通じて得た「継続力」「実行力」などが、総合型選抜でも評価される可能性はあります。
また部活動やコンテストの実績が問われる入試方式もありますが、重要なことは「その活動の目的や自分の学び」です。
例え良い成績でなかったとしてもそこから得た「気づき」を「学び」に出来ていれば、十分総合型選抜でもアピールが可能です。

これらの活動実績ですが「志望学部との関連性があればベスト」ですが、関連がない活動実績であっても、アピールすることは可能です。
大事なことは「どんな目的意識を持って活動したのか」「そこから学んだこと」、そしてそれがどう「総合型選抜で志望校・学部を受験することにつながったのか」をアピールすることです。
2-3. 小論文・面接対策を繰り返し行う
3つ目は「小論文・面接対策を繰り返し行うこと」です。
多くの大学・学部では小論文や面接を選考フローに取り入れています。
これらの選考対策で重要なことは「繰り返し練習すること」です。
小論文ついては、今まで書いたことがある作文や読書感想文とは異なり、小論文独自の文章構成があります。
この文章構成に慣れること・小論文を執筆するための背景知識を身につけるためには、さまざまなテーマで繰り返し小論文を書く必要があります。
詳しい対策方法は「関連記事:総合型選抜の小論文対策完全ガイド|最短2ヶ月で合格可能性を高める方法」をご覧ください。

また面接も下記のような質問が一般的ですが、これらを限られた時間でいきなり答えることは難しいでしょう。
志望理由入学後にやりたいこと
オープンキャンパスに参加したか、参加した感想
自分の長所と短所
高校生活で頑張ったこと・苦労したこと
卒業後の目標や将来の夢
そのため、事前に小論文・面接を練習することが大切です。
またこのあとの「出願書類をブラッシュアップする」と同様に、小論文・面接もブラッシュアップすることが大切です。
そのためには第三者(学校や専門塾の先生)にフィードバックをもらい、課題を克服しましょう。
2-4. 出願書類をブラッシュアップする
4つ目は「出願書類をブラッシュアップすること」です。
総合型選抜には以下の書類を事前提出する必要があります。
調査書 | 学業成績や活動内容、出席日数などを記載した書類 |
|---|---|
志望理由書 | 「なぜその大学・学部に入りたいのか」を記した書類 |
自己推薦書 | 「自分が入学するに相応しい人物」であることを執筆する書類 |
活動報告書 | 部活や生徒会・課外活動などの活動内容・実績について記載した書類 |
学習計画書 | 入学後の学習目標や卒業後の進路に関する書類 |
調査書以外は志願者が自分で内容を考え、書く必要があります。
しかしこれらの書類は一度書いただけでは内容が分かりづらかったり、志望大学に自分をうまくアピールできる書き方ではなかったりする可能性があります。
自分で書いた後に学校や専門塾の先生などにチェックしてもらい、何度も書き直すことが重要です。
とくに総合型選抜では「自分がどうアドミッション・ポリシーと合致しているか」を示すことが合格への最短ルートです。
そのために提出書類の内容を魅力的に書き上げ、自分を大学・学部に売り込むことが大切です。
2-5. 必要なら評定平均の底上げも視野に入れる
5つ目は「必要なら評定平均の底上げも視野に入れること」です。
先ほど「評定平均が出願条件ではない大学・学部を受験する」にてお伝えした内容とは反対のアプローチ方法です。
総合型選抜を考え始めた時期によっては、毎回の定期テストに向けて勉強し、評定平均を上げることが可能です。
とくに高1の後半から高2の前半の学生の場合、評定平均を算出する期間(高1の1学期から高3の1学期まで)まで時間があるため、伸ばすことが可能です。
評定平均を出願要件にする学校は「評定平均3.8~4.0」に設定していることが多いです。
まずはこの数値を目標に、毎回の定期テストで高得点を取れるように日々の勉強を大切にしましょう。

評定平均が出願要件でない大学・学部を受験することももちろん良い戦略ですが、自分が学びたい・興味関心のある分野の募集が無い可能性もあります。
志望校選びの幅を広げるためにも、評定平均の底上げをすることは有効です。
3.総合型選抜専門塾を活用して戦略を練るのも有効!

成績が悪くても総合型選抜で合格を勝ち取る5つの対策をご紹介しましたが、いかがでしょうか。
人によって総合型選抜の受験を考え始めた時期や学習状況・課外活動の実施有無は異なります。
そのため5つの対策を行うことと同時に、一人ひとりに合わせた戦略を考え、早めに準備することも大切です。
学校の先生はクラス担任やテストの準備などで忙しく、相談に載ってもらいづらいかもしれません。
そんな時には総合型選抜専門塾を活用して、自分だけの合格までのロードマップを練るのも良いでしょう。
総合型選抜専門塾に通うメリット |
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1.専門のプロ講師が事前提出書類・面接・小論文までサポートしてくれる |
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「成績が悪くても総合型選抜で合格できる対策方法は分かったけれど、より自分だけに合わせた合格までのプランを知りたい」 |
4.評定平均と総合型選抜のよくある質問

最後に評定平均と総合型選抜のよくある質問についてご紹介します。
4-1. 質問①:成績に「1」があっても総合型選抜は受けられる?
回答:出願要件を満たしていれば受けられます!
総合型選抜は募集要項に書かれている出願要件を満たした人であれば、誰でも受験が可能です。
しかし評定平均に自信がない場合は、評定平均が出願要件ではない大学・学部に切り替えることを考えてみてはいかがでしょうか。
または総合型選抜の受験まで時間がある高1・2の場合は毎回の定期テストに向けて勉強し、評定平均を上げることに取り組むのも良いかもしれません。
4-2. 質問②:面接で成績について聞かれたらどう答えたらいい?
回答:特別な事情があれば正直に説明をする、自分の勉強不足の場合は「入学までに勉強する意欲」を伝える
まず特別な事情があれば、正直に面接官に伝えましょう。
例えば「定期テストを体調不良で欠席した」「感染症にかかり学校を長期間欠席し、その間の遅れを取り戻すことに時間がかかった」などです。
しかし、自分の勉強不足や部活との両立で成績が伸びなかった場合は「成績が悪かった背景にある理由・事情を冷静に伝える」「その経験から得た学び」「熱意や意気込み」を伝えましょう。
具体的には以下のような回答をすると良いでしょう。
【背景】 | 高校時代は部活動に力を入れており、時間の管理が十分にできませんでした。 |
|---|---|
【経験から得た学び】 | 時間の使い方を見直し、効率的に学ぶ習慣を身につけています。 |
【熱意】 | 成績では至らない点がありましたが、その分、課外活動や自主的な学びに力を入れてきました。 |
または「成績が悪かった科目の具体的な勉強スケジュールや勉強方法」「自分の苦手分野」も答えられると、「具体的に考えて行動しようと試みている」と好評価されるかもしれません。
5.まとめ〜成績が悪くてもしっかり準備・対策をすれば総合型選抜でも合格できる!〜

本記事では以下の内容を紹介しました。
成績が悪くても総合型選抜の合格を諦めるのは早すぎる! |
|---|
・成績だけを評価対象にしている大学だけではない |
成績が悪くても、さまざまな角度から受験生を評価してくれる入試方式が総合型選抜です。
ぜひ「自分だけのアピールポイント」を見つけて、合格を勝ち取りましょう!
