総合型選抜専門塾 ココミット

【5分でわかる大学の総合型選抜とは】選考方法・スケジュールから受かる人までまるっと解説!

公開日: 2025年2月12日

「大学の総合型選抜って、一般入試とどう違うんだろう?AO入試との違いも気になる…」 

「総合型選抜はどんな人に向いているの?」

「 総合型選抜は一般入試より受かりやすい?」


大学は「一般入試」「学校推薦型選抜」「総合型選抜」とさまざまな入試方式で受験生を選抜しています。

実際に文部科学省の調査にて、国立大学では2024年の入学者数の6.1%が、私立大学では19%が総合型選抜で入学しています。

またその割合も年々増えています。

志望校合格のチャンスを高めるために、総合型選抜への挑戦も選択肢の一つとして考えたいところです。

しかし、総合型選抜の特徴・入試方法・難易度など、さまざまなことが気になりますよね。

本記事では総合型選抜をゼロから徹底解説し、みなさんの総合型選抜に対する不安を解消します。

この記事を最後まで読んでいただくと、以下の内容を理解でき、自分にあった入試方法を選択し、志望大学・学部への合格チャンスを広げることができます。

ぜひ最後までお読みください。


1.【徹底解説】総合型選抜とは

まず、総合型選抜の基本から解説をします。

1-1.総合型選抜とは「大学が求めている学生を選抜する」入試

総合型選抜について、文部科学省では以下のように定義しています。

詳細な書類審査と時間をかけた丁寧な面接等を組み合わせることによって、入学志願者の能力・適性や学習に対する意欲・目的意識等を総合的に評価・判定する入試方法

出典:文部科学省

つまり、大学が求める人物像(アドミッション・ポリシー)にマッチしている人材かを総合的に判断する入試方式です。

学力試験がメインの一般選抜と異なり、総合型選抜では部活や資格、課外活動や語学力なども評価されます。


この「入学志願者の能力・適性や学習に対する意欲・目的意識」を評価するために、各大学では「アドミッションポリシー」を設けています。


Tip:アドミッション・ポリシー

アドミッション・ポリシーとは、「各大学が求める学生像」。

総合型選抜は、このアドミッション・ポリシーにもとづき、受験生を学力や課外活動・ボランティアなどの実績・各書類選考で選抜する。


このように学力以外のさまざまな軸で評価される入試方式が、総合型選抜です。

1-2.総合型選抜のスケジュール・選考方法

総合型選抜のスケジュール・選考方法などは以下の通りです。


提出書類

調査書、志望理由書、自己推薦書、活動報告書、学習計画書 など

選考方法

書類選考+面接

試験内容

独自の学科試験を課す場合もある

出願スケジュール

高校3年生の9月~12月

選考時期

高校3年生の10〜11月が一般的

合格発表

11月以降

一般選抜の場合、高校3年生の12月に募集要項が発表され、前期試験は3月上旬に結果発表されます。

また、総合型選抜では複数の書類を応募者自身が用意しなければなりません。

そのためには、アドミッション・ポリシーを理解し、自分の将来の目標・やりたいことを明確にし、自分の言葉で表現する対策が必要です。

1-3.総合型選抜の受験資格

総合型選抜の受験には所属高校からの推薦が必要ないため、各大学のアドミッション・ポリシーや募集要項を満たす人材であれば誰でも受けることが可能です。

出願条件は大学・学部によりさまざまですが、一定以上の学校の成績(評定)や英語資格などが求められることもあります。

【出願条件の事例】

難関私立A

大学教育を受けるに足る日本語能力もしくは英語能力を有する者

難関私立B

全体の評定平均値が4.0以上の者。

難関私立C

次の英語資格・検定試験のいずれかの成績を取得している者。

このように細かく各大学・学部で受験資格が定められています。

1-4.総合型選抜の合格率〜難易度は決して低くない〜

総合型選抜では学力だけが重視されるわけではないことから、「難易度が低い」という意見もあります。

ここでは文部科学省が発表した「令和6年度国公私立大学入学者選抜実施状況」を参考に、総合型選抜の合格率を解説します。

倍率

国公立大学

2.9倍

私立大学

1.7倍

また合格率が50%を超えている私立大学でも難関大学は人気があるため、より低い合格率であることが予想されます。

このことからも書類選考や面接・プレゼンテーションなど、各学校に合わせた準備・対策が必要です。

2.【一覧表で解説】総合型選抜と学校推薦型選抜・一般選抜の違い


では、総合型選抜は他の入試方式、学校推薦型選抜・一般選抜とは何が異なるのでしょうか。

まずは下記一覧表で全体像を把握しましょう。


項目

総合型選抜

学校推薦型選抜

一般選抜

概要

学校が求める人物像を満たす学生を採用する入試方式

高校の推薦を受けることで出願できる入試方式

大学ごとに指定された試験を受験、その得点で合格者が決まる入試方式

提出書類

調査書

調査書

願書

選考方法

書類選考+面接

書類選考+面接

大学入学共通テスト

試験内容

独自の学科試験を課す場合もある

学校独自の学科試験や共通テストを実施する大学・学部もあり

学校独自の学科試験や共通テストを実施する大学・学部もあり

出願スケジュール

高校3年生の9月~12月

高校3年生の11月~12月

国公立:1/27~2/5

合格発表

11月以降

12月以降

国公立:3月中

メリット

・学力以外の要素が評価されやすい

・倍率が低い

・誰でも挑戦ができる

デメリット

・準備に時間がかかる

・学校からの推薦が必須

・入試の合否発表が遅い

必要な対策

各大学の人物像に合わせた書類作成

高1から高い評定平均の維持

大学共通テスト・個別学力テストの対策

倍率(難易度)

国公立:2.9倍

国公立:2.3倍

国公立:2.5倍


総合型選抜では、事前に提出する書類が多く、自分で志望理由書・自己推薦書の内容を考えなければなりません。

しかし、学校推薦型選抜では学校からの推薦書や調査書がメインになるので、自分で用意する書類は総合型選抜ほど多くはありません。

また一般選抜は学力で合否を決める入試方式のため、事前に提出する書類はもっとも少ないです。

このように提出書類・選考方式が大きく異なるため、準備する内容も異なります。

自分に合う入試方式を選択し、早めの対策をすることで合格率をより高めることができます。

3.総合型選抜で受験するメリット4選

このように大学入試とひとくちに言っても、さまざまな入試方式・特徴があります。

ここでは、総合型選抜で受験するメリットを4つご紹介します。

3-1.他入試方式と併願でき、合格チャンスを高められる

総合型選抜は早めに試験が終わるので、総合型選抜の結果次第で一般選抜を受験することが出来ます。

しかし、まずは各大学・学部の募集要項を確認しましょう。「専願」と書かれている場合は、併願が不可能です。

また「併願可能」と志望校の募集要項に書かれていても、通っている高校の規定によっては併願が不可能な場合があります。


いずれにしても募集要項を確認したうえで、学校の先生にも「併願は可能なのか」を質問しましょう。

3-2.早く合格を知ることができ、早めに安心できる

総合型選抜は、早ければ11月以降に入試結果を知ることができる大学・学部があります。

早く合格を知ることで、安心することができます。

早めに合格を知ることができた分、大学入学後の住居や生活の準備・自分が将来やりたいことをするための時間に当てることができます。


3-3.自分の強みを活かして受験できる

総合型選抜では、学力以外のスキル・能力・志望理由・高校生活で打ち込んだこと・将来の目標など、多角的に学生を評価します。

そのため、「高校生活で打ち込んだ部活を通じて得たスキルをアピールしたい」「将来やりたいことを実現するためにこの大学でこんな勉強をしたい」と、自分をさまざまな方法で表現することができます。

3-4.受験を通じて社会で役立つスキルを身につけられる

総合型選抜では、学力試験以外にも面接・プレゼンテーション・小論文など、多様な選考方法で学生を選抜します。

これらの入試方法をクリアするために準備してきたことは、大学を卒業後にも下記のように役立ちます。

面接で必要とされるスキル

自分をアピールする力

プレゼンテーションで必要とされるスキル

視覚的にわかりやすく資料を作る力

小論文で必要とされるスキル

自分の意見を言葉でまとめる力

大学受験は、「合格したら終わり」ではありません。

大学入学し、卒業した後に「自分が実現したい目標・夢を叶える」ことが大切です。

総合型選抜で求められるスキルは社会でも役に立つので、長い目で見ても自分の人生に良い影響を与えてくれます。

4.【結論】総合型選抜が向いている人の2つの特徴

このように総合型選抜では、4つのメリットがあります。

しかし、総合型選抜では「アドミッション・ポリシー」に沿って志願者を選抜する試験のため、学生によっては向き・不向きがあります。

ここでは総合型選抜が向いている人の2つの特徴をお伝えします。

4-1.具体的に将来したいこと・学びたいことが決まっている

まず、「具体的に将来したいこと・学びたいことが決まっている人」は総合型選抜に向いています。

なぜなら、総合型選抜では「なぜこの大学・学部で学びたいか」を問われることが多く、自分の考えが明確な人は高評価を受けやすいからです。

もしまだ「将来の夢・目標」が明確に決まっていない場合でも、自己分析を徹底することで興味のある分野・自分が好きなこと・価値観を明らかにできます。

志望校を選ぶ際の判断基準にもなるため、自己分析を通してこれらを明確にしておくことをおすすめします。

4-2.自分自身を言語化し、表現できる

次に、「自分自身を言語化し、表現できる人」も総合型選抜に向いていると言えます。

総合型選抜では、以下のような自身の個性や人間性もアドミッション・ポリシーをもとに評価される対象です。


  • 好奇心旺盛

  • 粘り強い

  • 計画性がある

  • チャレンジ精神がある

  • 自分とは異なる考えを柔軟に受け入れられる など

このように誰でも人とは異なる個性や性格があります。

自己分析を行い言語化することで、総合型選抜でアピールできることは総合型選抜受験にとって大きな強みと言えるでしょう。

4-3.学校の先生や専門塾に相談して、アイデアを具体化しよう

これらの特徴を持たない場合でも、諦める必要はありません。

両者に共通して大事なことは「自己分析を徹底すること」です。

しかし、自分ひとりで自己分析をしようとしても「やり方がわからない」「自己分析をしてもどう書類・面接で表現したら良いかわからない」こともあるかもしれません。

そんなときは、まず学校の先生に相談してみましょう。

自分の所属高校によっては、総合型選抜の対策として自己分析の手伝い・選考書類の添削をしてくれる場合もあります。


もしそのようなサポートを所属高校から受けることが難しい場合、専門塾に相談するのもひとつの手です。

専門塾ではあなたに合わせた計画を作るところから、一緒にサポートしてくれます。ひとりで悩まずに、まずは周りのサポートもうまく活用できるように動きましょう。

5.大学の総合型選抜で合格するには事前準備が重要!

総合型選抜では学力以外にもさまざまな指標で学生を評価するため、特別な準備が必要です。準備・対策をしっかり行うことで、自分が目標にしている志望大学・学部への合格がグッと近づきます。

5-1.総合型選抜を受ける前に必要な準備・対策

総合型選抜では、大学・学部ごとに異なる選考方法を設けています。まずは自分が志望する大学・学部の募集要項を確認し、どのような選考が行われるかを確認しましょう。

総合型選抜では一般的に書類選考や面接・小論文などが行われます。

以下の準備・対策をすることをオススメします。

1.書類選考の準備・対策

下記ポイントを踏まえて、まずは書類を書いてみましょう。

書き終わったらそこで終わり、ではなく、学校の先生・専門塾などの第三者に添削を依頼しましょう。

修正点があれば書き直し、何度も添削と修正を繰り返して、書類提出までブラッシュアップしましょう。

志望理由書・自己推薦書

具体性・論理性をアピールする

活動報告書・学習計画書

信頼性をアピールする



2.小論文

小論文の対策には事前準備と執筆時に大切なことの2つを押さえましょう。

大学・学部によっては、小論文は事前提出だったり、試験当日に執筆する場合だったり、いくつかのパターンがあります。

自分が志望する大学・学部はどちらなのか、合わせて確認もしましょう。

事前準備

小論文の頻出テーマを知り、背景知識を身につける

執筆時

字数制限を守る


3.面接・プレゼンテーション・ディスカッション

面接やプレゼンテーション・ディスカッションは、総合型選抜で自分の強みや目標を直接大学側にアピールできる重要な場です。

事前に以下の対策をして、自分の考え・意見を的確に表現できるようにしましょう。

面接の対策

志望理由・将来のビジョンを明確に伝える練習をする

プレゼンテーションの対策

テーマに沿った論理的な構成・表やグラフを使った資料の作成をする

ディスカッションの対策

他者の意見を聞く・自分の意見をわかりやすく伝える練習をする

5-2.総合型選抜に受かるために早めに準備しよう

このように総合型選抜に受かるためには、さまざまな対策が必要です。

どれも一朝一夕にはできない準備ばかりなので、早めに準備を始めることが大切です。

遅くても高3の春には、準備を始めましょう。

まずは、自分の志望大学・学部の募集要項を確認し、「どんな評価基準・選考なのか」を確認しましょう。

5-3.高3からの対策には専門塾もオススメ

「高3のいまからでも対策を始めたいけど、遅いかも…」

「学校のサポートだけでは総合型選抜の合格には不十分かも」

そんな総合型選抜の対策に不安を感じるかたは、専門的なサポートを受けられる塾や予備校を活用するのも有効な方法です。

塾では、志望理由書や自己推薦書の添削、小論文対策、面接の模擬練習など、総合型選抜に特化した指導が受けられ、効率的に準備を進められます。

さまざまな塾の中でも「ココミット」は、限られた時間を最大限活用するための以下の工夫をしています。

総合型選抜の対策に不安がある場合、まずは気軽に「学習相談」を申し込んでください。

あなただけの「年間・週間学習計画表」を作成します。

6.まとめ~総合型選抜で合格するには、自己分析を徹底しよう~

本記事では、総合型選抜についてイチから解説しました。

総合型選抜を受けることで、自分の志望大学・学部へ合格するチャンスを広げることができます。

そのためには、まず志望大学・学部のアドミッション・ポリシーを確認し、自己分析をすることが大切です。

しかし、ひとりで対策をする必要はありません。

学校の先生や専門塾など、自分に必要なサポートも活用しながら、志望校に合格しましょう。


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