【独学での大学受験はきつい?】独学での大学受験を成功させるコツ・独学が向いている人などを徹底解説
公開日: 2025年5月5日

「大学受験って独学でも志望校に受かる?」
「でも独学での大学受験はかなりきついとよく言われている、自分にできる?」
「独学での大学受験を成功させるには、どうしたらいい?」
こんな悩みはありませんか?
独学での大学受験で志望校合格は可能です。
しかしかなりきついため、以下の5つのコツを徹底的に実践することが重要です。
独学での大学受験を成功させる5つのコツ
勉強スケジュールは“ざっくり”ではなく“日単位”で設計する
自分に合った参考書ルートを決めて「迷わない」状態をつくる
模試と過去問は“点数”より“課題の洗い出し”に使う
分からないことがあれば学校の先生に相談する
限界を感じたら「勉強法」だけでなく「受験方式」を見直す
そうはいっても「具体的にどう準備したらいいの?」「そもそも自分には独学が向いているのかな」と不安を感じていますよね?
安心してください。
本記事では「独学での大学受験」をテーマに、上記の5つのコツと以下の内容を解説します。
本記事を読むとわかること
独学での大学受験がきつい理由5選
【大学受験勉強】独学が向いている人・向いていない人
この記事を読めば自分が「大学受験に独学でチャレンジするべきか」を判断でき、「チャレンジする場合の成功のコツ」と「独学をやめる場合のポイント」を理解できます。
それでは順番に解説していきましょう。

1.【結論】独学でも志望校合格は可能!ただしかなりキツイので覚悟は必要

まず「大学受験は独学でも可能か」という疑問に対し、結論は「独学でも志望校合格は可能だがかなりきついため覚悟が必要」です。
なぜなら独学の場合、学校の先生にわからないところを聞くことはできても、
・自分の意思で毎日勉強を継続する
・モチベーションを維持する
ということは、長期戦である大学受験では、案外難しいことです。
一方、塾や予備校を活用する場合は、通う曜日が決まっているため、そのサイクルに合わせて予習・復習をしたり、わからないところを確認したり、周りの生徒と励ましあったり、モチベーション高く学習を継続できる工夫が多くあります。
独学の場合は自分でスケジュール管理をする必要があるため、その計画を実行し続けるためには高い自制心が必要です。
つまり、独学で志望校に合格するためには計画性と自制心を持って取り組むことが重要ですが、部活動や友人との遊びなど、さまざまな誘惑もあるため「きつい」と言われています。
2.独学での大学受験がきつい理由

ここではさらに細かく「独学での大学受験がきつい理由」を5つ解説します。

順番に解説します。
2-1.受験勉強の計画を立てることが難しいから
独学での大学受験がきつい1つ目の理由は「受験勉強の計画を立てることが難しいから」です。
なぜなら受験勉強の計画は志望校のレベルや自分の学力・部活動や夏休みなどの長期休みの予定など、複合的な要素を考慮して決める必要があるからです。
例えば今の自分の学力と志望校が求めるレベルに大きな差がある場合、その差を埋めるために「勉強量」や「勉強の中身(使用する参考書)」などを考える必要があります。
しかし自分の学力を客観的に判断することも難しいですし、「志望校に合格するために何をすべきか」を把握して勉強計画を立てることも自分ひとりでは困難です。

また塾や予備校の場合は蓄積している過去の生徒のデータや志望校の過去問の特色を専門的に分析し、受験のプロが自分にあった勉強計画を立ててくれます。
独学の場合その知見やデータ・ノウハウが少ないため、勉強計画を立てることが難しいとも言えるでしょう。
2-2.モチベーションを維持して計画を実行し続けることが難しいから
独学での大学受験がきつい2つ目の理由は「モチベーションを維持して計画を実行し続けることが難しいから」です。
先ほど「勉強計画を立てることが難しい」とお伝えしましたが、その計画を自分ひとりで実行し続けることも難しいと言えるでしょう。
なぜなら塾や予備校とは異なり自分と同じクラス・志望大学に向けて勉強する仲間がおらず、自分を励ましてくれるプロの先生もいないからです。
もちろん学校の先生を頼ることもできますが、学校の先生は決して「受験のプロ」ではありません。
自分の科目に関する指導はできますが、何十人もの生徒を担当していたり、授業以外のクラス運営や部活動の指導など、業務が多岐にわたるため、相談しづらいのも実情です。
しかし塾や予備校では科目の専門の先生がいることはもちろん、定期的な面談やモチベーション管理・勉強計画が実行できているかを一緒に確認してくれることも多いです。
独学の場合はそのようなサポートが少なくなるため、モチベーションを維持して勉強計画を実行し続けることは非常に自制心や行動力が必要です。
2-3.自分の弱み・やるべきことを客観的に判断できないから
独学での大学受験がきつい3つ目の理由は「自分の弱み・やるべきことを客観的に判断できないから」です。
なぜなら独学の場合は自分を客観視・振り返る場面が少ないためです。
塾や予備校に通うと同じ学力レベルや志望校の生徒と勉強する機会が多いため、周りと比較して「自分はここが弱みなのかな」「もう少しこの分野を強化したほうがいいのかな」と客観視できます。
しかし独学の場合は所属高校で周りの生徒と比較することは可能ですが、志望校や進路がバラバラのため、「同じ志望校を目指すライバル」と自分を比べることは難しいでしょう。
また塾や予備校の場合は定期的なテストや塾内での順位発表・さまざまな生徒をみているプロの先生からのフィードバックなど、自分を客観的に振り返る機会が多いことも特徴です。

一方で独学の場合はどのような機会が少なくなってしまうため、自分がやるべきことや弱みを客観的に判断することが困難になります。
2-4.志望校・学部に関して得られる情報量が少ないから
独学での大学受験がきつい4つ目の理由は「志望校・学部に関して得られる情報量が少ないから」です。
なぜなら自分がインターネットで検索して得られる情報は限りがあるからです。
各大学では「受験倍率」や「過去問」を公開しているところも多いですが、総合型選抜の小論文のテーマや面接での質問など、試験方式によっては非公開にしている内容もあります。
しかし塾や予備校の場合は過去の受験生からのヒアリングやアンケートにより、インターネットや本では得られない最新情報を持っていることが多いです。
独学の場合はそのような情報にアクセスすることができず、志望校や学部に関する情報量が少なく、その結果十分に志望校への対策を立てられない可能性があります。
もちろん所属高校の進路指導室で過去問や総合型選抜・学校推薦型選抜に関する情報を蓄積している場合もありますので、一度担任の先生に聞いてみると良いでしょう。
2-5.アウトプットする機会が少ないから
独学での大学受験がきつい5つ目の理由は「アウトプットする機会が少ないから」です。
なぜなら独学の場合は基本的に自学自習のため、学校の授業や定期テストしかアウトプットする機会がないためです。

塾や予備校では志望校別の少人数クラス・もしくはマンツーマン指導での発言の機会や小テストなどの学んだことをアウトプットする機会が多く設けられています。
しかし独学の場合は自分で自学自習するため、自分から積極的に授業中に発言したり、定期テストはもちろん外部の模擬試験を自分で受験したりしないと、アウトプットに機会は限られてしまいます。
アウトプットの機会が少ないと勉強の定着度が分からず、勉強計画の遅れにも繋がります。
またテストなどのアウトプットの機会が少ないと「試験の独特な緊張感や空気感」に慣れず、テスト・入試本番で思うように実力を発揮できない可能性もあります。
このように独学の場合はアウトプットするチャンスが少ないため、志望校合格のために意識してそのような機会を作る必要があります。
3.独学での大学受験を成功させる5つのコツ

次に「独学での大学受験を成功させる5つのコツ」を紹介します。
前章では「独学での大学受験がきつい理由」を5つ紹介しましたが、それらの理由を踏まえた具体的な準備をみていきましょう。

それぞれ解説します。
3-1.勉強スケジュールは“ざっくり”ではなく“日単位”で設計する
1つ目のコツは「勉強スケジュールは“ざっくり”ではなく“日単位”で設計する」です。
なぜなら目標を細分化することで「その日するべきこと」に迷わず、すぐ行動でき、繰り返すことで習慣化できるからです。
年間・月間単位で学習計画を立てていたとしても、その学習計画を実行・終了するには「日々の積み重ね」が重要です。
もし日々の勉強スケジュールを立てていない場合「まだ月の半分以上残っているから」「今日は忙しいから」とつい勉強から逃げてしまったり言い訳をしてしまったりして、結果的に思うように学習を進められない可能性もあります。
そのため「この教材を◯月◯日までに終わらせる」「毎日◯ページ進める」「今日はこの単元を完璧にする」など、今日やることを明確に決めることが大切です。
たとえば英語の勉強を例に見てみましょう。
1日30単語を声に出して読んで覚える
今週末までに「過去分詞」の単元の問題を解き終わる
週末にリスニングの問題を10問解く
このように細かくタスクを区切ることで以下のメリットがあります。
毎日「何をやればいいかで迷わない」ので時間を有効に使える
もし出来なかった日があっても「翌日何を連れば良いのか」が明確である
「今日これだけ出来た!」という達成感が積み重なり、自分のモチベーションになる
きちんと立てた計画を実行に移すために「やるべきこと」を年間・月間のように「ざっくり」ではなく「日単位」で設計しましょう。
3-2.自分に合った参考書ルートを決めて「迷わない」状態をつくる
2つ目のコツは「自分に合った参考書ルートを決めて『迷わない』状態をつくる」です。
なぜなら1冊を完璧にやり遂げることが成績アップのコツだからです。
さまざまな種類やレベルの参考書がありますが、まずは1冊をやり切りましょう。
「自分に合う参考書を見つけよう」と複数の参考書に手を出してしまうと、かえって中途半端になってしまい、成績は上がりにくいです。
たとえ途中で他に気になる参考書を見つけても、「今はこのルートに集中する」と決めておけば、
・参考書探しに振り回されない
・「次に何をやればいいか」で迷わない
・ 進捗が目に見えてモチベーションが上がる
といった好循環が生まれます。
自分に合う難易度のものであることはもちろん、書店にいき直接参考書を手に取り、参考書のボリュームやイラスト・解説量などが自分に合っているものを購入しましょう。
そしてまずはその1冊を完璧にこなすことで、自分の弱点や次に勉強することがわかるようになるでしょう。
3-3.模試と過去問は“点数”より“課題の洗い出し”に使う
3つ目のコツは「模試と過去問は“点数”より“課題の洗い出し”に使う」です。
なぜなら独学の場合は自分の実力を客観視できる機会が少ないため、点数に一喜一憂するのではなく「次に何を伸ばせば良いのか」に集中し、次の対策を立てることが大切だからです。
独学の場合は塾や予備校のように、同じ志望校や目標に向かって勉強する仲間が少ないです。
そのため模試結果で一喜一憂してしまうと、勉強のモチベーションに影響し、学習スケジュールにムラが出てしまうかもしれません。
そこで模擬試験を「課題の洗い出し」をして「志望校合格に向けて何をすべきか」を明確にする場として捉えてみましょう。
たとえば英語を例に見てみましょう。
スペルミスが多かった;単語の勉強を紙に書いてスペルミスを減らそう
長文読解で文の構造がわからなかった:現在完了進行形の単元を今週末までに復習しよう
このように課題を洗い出すことで、以下のメリットがあります。
自分がやるべき勉強を明確にできる
「何を直せば点数が上がるのか」を見える化できる
回り道をせず、効率よく自分の弱点を補強できる
模擬試験の点数はあくまで「結果」です。
大事なことは「本番の試験で合格を勝ち取るために今足りないこと」を明確にし、本番までにその弱点を補強することです。
そこで模試や過去問を「自分の実力を客観視できる良い機会」と捉え、自分の弱点や次にするべきことを洗い出す機会にしましょう。
そうすることで無駄な勉強を減らし、着実に合格に近づけます。
3-4.分からないことがあれば学校の先生に相談する
4つ目のコツは「分からないことがあれば学校の先生に相談する」です。
なぜなら独学で大学受験をする人にとって学校の先生は唯一「分からないところを教えてくれる存在」だからです。
独学で勉強するなら、学校の先生に積極的に頼りましょう。
学校の先生は毎年さまざまな生徒の学習指導をしていたり、なかには進路指導室の担当として大学受験対策に精通している先生もいます。
もし「学校の先生は忙しいから頼りづらいな」「こんなに聞いて迷惑じゃないかな」と悩んでいるなら、その心配は不要です。
高校としても自校から優秀な大学への進学率が高くなると、志願者が増えたり、学校全体の偏差値が上がってイメージが良くなったり、良いことも多いです。
そのため積極的に生徒の進路に関する悩みに応えたい先生は多く、頼られることも先生としてはうれしいはずです。
独学で大学受験をする場合は、学校の先生に頼り、二人三脚で志望校合格を目指すと良いでしょう。
3-5. 限界を感じたら「勉強法」だけでなく「受験方式」を見直す
5つ目のコツは「限界を感じたら『勉強法』だけでなく『受験方式』を見直す」です。
なぜならそれぞれの受験方式によって向いている人・向いていない人がおり、努力や対策をしても難しい場合には自分に合う方式に切り替えることで志望校合格率を高められるからです。
現在大学受験において「一般選抜」「学校推薦型選抜」「総合型選抜」など、複数の受験方式があります。
この中でも私立の場合は「センター利用方式」「個別試験方式」などもあり、自分の学力や強みを活かした受験方法を選択できます。
自分の強み・弱みを理解した上で、自分に合う入試方法を選択しましょう。
各入試の特徴や向いている人・向いていない人については、下記記事も参考にしてください。
参考記事:【完全ガイド】大学受験の方法を徹底解説!自分に合う入試スタイルで志望校合格を目指そう
4.【大学受験勉強】独学が向いている人・向いていない人

ここからは「【大学受験勉強】独学が向いている人・向いていない人」について解説します。
独学で大学受験勉強する場合には計画性や自制心などが必要であり、全員が独学に向いているわけではありません。
金銭的・時間的事情など独学にこだわる理由がある方も多いと思いますが「独学が自分には向いているか」を冷静に判断し、必要な対策を取ることが志望校合格への最短の道になります。
独学が向いている人
自己管理が得意
一人で深く考えられる
参考書を使いこなせる
独学が向いていない人
計画倒れしがち
孤独に弱い
相談相手がいないと不安になる
ここで一度立ち止まり「自分が独学に向いているのか」をみていきましょう。
4-1.独学が向いている人
独学が向いている人の特徴は以下の3つです。
自己管理が得意
一人で深く考えられる
参考書を使いこなせる
とくに重要なポイントは「自己管理が得意」であることです。
独学は孤独との戦いです。
塾や予備校とは異なり、自学自習が基本であり、自分の立てた計画に沿って日々学習をすることが大切です。
そのため「やると決めたことをやり抜ける」「自分の状況や志望校にレベルにあった計画を立てられる」そんな自己管理が得意な人は、独学での大学受験に成功できるでしょう。
4-2.独学が向いていない人
一方で独学に向いていない人の特徴は以下の3つです。
計画倒れしがち
孤独に弱い
相談相手がいないと不安になる
独学は自分で計画を立てて管理し、自分で実行を継続することが求められます。
そのため「計画を実行できない」「自分ひとりで勉強ができない」タイプは、独学での勉強は困難です。
5.独学が向いていない場合、受験方式を見直すのもひとつの手

もし「独学が向いていない人」の特徴に自分が当てはまると感じた場合は、受験方式を見直すのも手です。
例えば「計画倒れしがち」な場合は、受験まで長いスケジュールを立てて動く必要がある「一般選抜」よりは、自分の今ある強みを活かせる「総合型選抜」の方があっているかもしれません。
また高い評定平均を維持できている場合は、合格率が高い「学校推薦型選抜」を受験することで、受験を早めに終わらせて、安心感を手に入れることができます。
このように自分の強みを見つけ、それにあった受験方式で志望校にチャレンジすることが重要です。
6. 総合型選抜について知りたい人は「ココミット」に聞いてみよう

「自分の強みは部活動や課外活動で培った経験だ」
「志望校がはっきりとしていて、自分の熱意や入学後のビジョンを評価してくれる入試方式で受験したい」
そんな方には「総合型選抜」での受験がおすすめです。
しかし総合型選抜で受験をするためには「第三者のサポート」が必要不可欠です。
なぜなら総合型選抜では「面接」「小論文」「口頭試問」など、自分で対策しやすい「学力」だけではない「対応力」や「アドミッションポリシーとのマッチ度」などの可視化しづらい評価軸があります。
もしそんな総合型選抜について「もっと知りたい」と思ったら、総合型選抜専門塾のココミットに無料受験相談してみましょう。
ココミットでは「現状のヒアリング」「総合型選抜の説明」だけではなく、自分に最適な受験方式なのかわかる「総合型選抜診断」「今後の方針提案」まで受けられます。

ぜひ総合型選抜の受験を考え始めたら、まずはココミットに相談してみましょう。

7.自分に合う勉強スタイルで志望校合格を目指そう

本記事では「独学での大学受験」をテーマに以下の内容を解説しました。
本記事で解説したこと
独学での大学受験がきつい大きな理由は「自己管理が必要不可欠」だから
独学での大学受験を成功させるには「周りをうまく頼り、やるべきことを明確化して実行する」こと
独学が向いている人は「自己管理ができる人」
独学が向いていないと感じたら受験方式を変えたり、塾・予備校の無料相談を活用すること
この記事を読んで「自分にとって独学が最適な手段なのか」を判断し、自分がすべき次のアクションを理解できたのではないでしょうか。
ぜひ自分に合う最適な勉強・入試スタイルで、志望校合格を目指してください。