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【これさえ読めばわかる】口頭試問と面接の違いとは?口頭試問のポイント・頻出質問も解説

公開日: 2025年4月8日

「2次試験で口頭試問があるみたいだけど…口頭試問と面接ってなにが違うの?」

「口頭試問って、知識とか論理力を問われるって聞いたけど、何をどう対策すればいいの?」

こんな悩みはありませんか?

口頭試問とは、その場で質問に答えながら、あなたの「知識・理解力・思考力・説明力」が試される、言葉による筆記試験のような試験です。

一方、面接は「人柄や熱意が問われる試験」であり、根本的な対策がまったく異なります。

また、各大学・学部ごとに問われる内容はまったく異なるため、自分の志望大学・学部に合わせた対策をしなければなりません。

そうはいっても「どうやって練習したらいいの?」「正解がわからない…」と不安を感じていますよね?

安心してください。

本記事で紹介する「5つの対策」をおこなえば、本番の口頭試問で十分に実力を発揮し、志望校合格に近づくことができます。

そこで本記事では「口頭試問」について1から解説します。


この記事を読めば「口頭試問の対策方法やポイント」を理解でき、志望校合格にグッと近づけるでしょう。

それでは順番に見ていきましょう。

1.【一覧表】口頭試問と面接の違い

まず、口頭試問と面接の違いを見ていきましょう。

面接

口頭試問

目的

人柄・志望度を評価する

知識・学力を評価する

聞かれる内容

志望動機・強み・学校生活

時事問題・学部に関連する知識

主な評価軸

志望度の高さ・人柄

学習意欲、基礎学力、論理的思考力

対策

自己分析をする

ニュースを日々チェックする


このように面接と口頭試問では目的・聞かれる内容・主な評価軸が異なります。

それぞれ見ていきましょう。

1-1. 口頭試問とは「思考力と理解力をその場で問われる試験」

口頭試問とは「思考力と理解力をその場で問われる試験」です。

具体的には試験官から問われる時事問題・基礎学力・学部に関連した専門知識に関する質問に、順番に答える試験方式のことです。

たとえば教育学部では「幼少連携についてどう思いますか?」「これからの子どもたちに必要な力はなんだと思いますか?」、経営学部では「ビジネスにおける倫理や社会的責任についてどのように考えますか?」等と問われます。

一方で面接は「人柄や志望度を測る試験」のことを指します。

具体的には試験官からいままでの学校生活・大学を志望した理由・受験者自身の性格について問われ、その場で答えます。

このように口頭試問と面接は目的や問われる内容が大きく異なります。

1-2. 口頭試問と面接は対策方法がまったく違う

口頭試問と面接では目的・問われる内容が異なるため、対策方法も同様に異なります。

面接では「自己分析」がもっとも重要な対策です。

なぜなら面接では「大学入学に至るまでの受験者自身の考え・取り組んできたことや性格・強み」などについて深掘りされるからです。

一方、口頭試問では「知識量を増やすこと」が必要です。

試験官から問われる質問は、一般常識や基礎学力に関するものから時事問題・学部に関連する専門知識など、事前に知らないと回答ができないものまでさまざまです。

ただほとんどの問題は「なにかしらの知識」がないと答えられない、もしくは答えが簡単なものになってしまい、合格点を狙えない可能性が高いため、事前のインプットが重要です。

2. 口頭試問を突破し、志望校合格する5つの対策

次に、口頭試問の対策を詳しく見ていきましょう。

口頭試問は、面接とは目的・聞かれる内容が異なるため、独自の対策が必要です。

具体的には、以下の5つの対策が必要です。

順番に見ていきましょう。

2-1.志望校・学部の過去問を確認する

1つ目の対策は「志望校・学部の過去問を確認する」ことです。

なぜなら志望校・学部によって聞かれる内容が大きく異なるからです。

口頭試問では、基礎学力・時事ニュース以外にも学部に関する専門知識が問われます。

たとえば文学部であれば文学に関する内容、経済学部であれば経済に関する質問を聞かれます。

その中でも学校ごとの傾向もあるため、まずは自分の志望校・学部の過去問を確認し、相手を知りましょう。

2-2.志望学部に関する背景知識を身につける

2つ目の対策は「志望学部に関する背景知識を身につける」ことです。

なぜなら口頭試問では、学部に関する背景知識がないと回答できない質問を聞かれるからです。

たとえば経済学部であれば経済学初心者向けの参考書を読んだり、ニュースや新聞で経済関連でわからない単語が出てきたら調べたりすると良いでしょう。

後ほど「【学部別】口頭試問でよく聞かれる質問集」にて詳しく質問内容を解説します。

2-3.時事ニュースをチェックし、わからないことがあれば調べる

3つ目の対策は「時事ニュースをチェックし、わからないことがあれば調べる」ことです。

口頭試問では学問知識はもちろん、学習意欲についても評価されます。

学部に関連する背景知識に加えて、時事ニュースに関しても知識を活かして答えられると「普段からさまざまな事象に興味・関心を持っている」と学習意欲があると評価されやすいです。

普段からニュースや新聞をチェックし、わからない単語があれば調べたり、自分でもその出来事・トピックについて簡単に話せるようにしたりしましょう。

後ほど「得た知識を咀嚼し、自分の言葉で話す」でも詳しく解説します。

2-4.基礎科目の知識を増やす・見直す

4つ目の対策は「基礎科目の知識を増やす・見直す」ことです。

口頭試問では学部に関連した背景知識だけではなく、今まで学習したことに関する質問もされます。

そのため今まで学習した範囲でわからないことがあれば復習しておきましょう。

とくに定期テストでわからなかった箇所を重点的に復習すると良いでしょう。

2-5.第三者と模擬練習をする

5つ目の対策は「第三者と模擬練習をする」ことです。

面接と同様に、口頭試問も試験官とのコミュニケーションのひとつです。

「明るくハキハキ答えられているか」「端的に相手にわかりやすく説明できているか」など学校や塾の先生にチェックしてもらいましょう。

相手に伝わりやすく話すコツについては「PREP法を使用して、結論から答える」も合わせてチェックしましょう。


面接でよく聞かれる質問については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひチェックしてください。


関連記事:「【総合型選抜の受験生必見】面接で聞かれる質問21選&ポイントを大公開!」

3.【学部別】口頭試問でよく聞かれる質問集

ここからは「【学部別】口頭試問でよく聞かれる質問集」について解説します。

口頭試問は面接とは異なり、学部によって聞かれることが大きく異なります。

自分の志望学部が決まったら、頻出質問をまずは答えられるようにしておきましょう。

3-1.経済・経営学部

まず経済・経営学部の口頭試問でよく問われる質問を見てみましょう。


【経済・経営学の基本概念に関する質問】

  • インフレーションとデフレーションの違いを説明してください。

  • GDP(国内総生産)とは何か簡単に説明してください。また、それが国の経済を測る指標としてどのような意味を持つのか説明してください。

  • 市場の失敗とは何ですか?具体的な例を挙げて説明してください。

【時事問題・経済や経営の知識を活用して答える質問】

  • 最近の日本(または世界)の経済ニュースで気になったものを一つ挙げ、それについてあなたの考えを述べてください。

  • 少子高齢化が日本経済に与える影響について説明し、それに対する政策の提案をしてください。

  • 最低賃金の引き上げは経済にどのような影響を与えると考えますか?

  • グローバル化の進展は日本の産業にどのような影響を与えると考えますか?


経済・経営学部の口頭試問では用語の意味を問われるだけではなく、世界経済・情勢と関連した内容を問われることも多いです。

日頃からニュースをチェックし、わからない単語があれば調べるようにしましょう。

3-2.教育学部

次に教育学部の口頭試問でよく問われる質問を見てみましょう。


【教育の基本概念に関する質問】

  • 「生涯学習」という言葉の意味と、その重要性について説明してください。

  • インクルーシブ教育とは何ですか?また、その意義について説明してください。

【時事問題・教育の知識を活用して答える質問】

  • 日本の教育における課題を一つ挙げ、それについてあなたの考えを述べてください。

  • ICT(情報通信技術)を活用した教育のメリットとデメリットについて述べてください。

  • 不登校の増加についてどう考えますか?その解決策としてどのようなものが考えられますか?

  • 少子化が日本の教育に与える影響について説明してください。

  • 部活動の負担軽減についてどう思いますか?教師の働き方改革の観点から意見を述べてください。


自分の教えたい科目の基礎知識に関しても問われる可能性があるため、合わせて押さえるようにしましょう。

3-3.法学部

最後に法学部の口頭試問でよく問われる質問を見てみましょう。


【法律に関する基本的な質問】

  • 権利と義務の関係について説明してください。

  • 三権分立とは何ですか?それぞれの役割を簡潔に述べてください。

  • 日本国憲法の基本的な特徴を説明してください。

【時事問題・法律の知識を活用して答える質問】

  • 最近の法律に関するニュースで気になったものを一つ挙げ、それについて意見を述べてください。

  • AIの発展に伴い、新たに必要となる法律は何だと思いますか?

  • 日本における死刑制度について、賛成・反対の立場を述べ、理由を説明してください。

  • 憲法改正についてどう考えますか?

  • 個人情報保護と社会の安全のバランスについて、どのように考えますか?


最近はAIが普及しており、昨年の口頭試問や面接・入試にも幅広く問われています。

4.【応用編】これができたら口頭試問は安心!4つのポイント

最後に「【応用編】これができたら口頭試問は安心!4つのポイント」を解説します。

ここまで解説した内容を押さえておけば十分ですが、さらに志望校合格の可能性を上げるために下記4つのポイントを押さえておくと安心です。


順番に見ていきましょう。

4-1.得た知識をかみ砕きし、自分の言葉で話す

1つ目のポイントは「得た知識をかみ砕き、自分の言葉で話す」ことです。

学部や時事ニュースの背景知識を知っていても、それを本から抜粋したようにそのまま話すだけでは評価軸のひとつである「論理的思考力」は測れません。

まずは得た知識を自分の言葉で話せるように、言葉の意味を理解しましょう。

また時事ニュースについては、理解できるようにするだけではなく「自分の意見」を持つようにしましょう。

たとえば「生成AI」に関するニュースが流れていたら、経済学部志望の方は「経済活動の視点から生成AIについて賛成・反対」を考えてみると良いでしょう。

このように自分の志望学部の観点から得た情報を解釈し、自分の意見を持つことで、試験官に「論理的思考力」を持っていることをアピールできます。

4-2.PREP法を使用して、結論から答える

2つ目のポイントは「PREP法を活用して結論から答える」ことです。

PREP法とは「結論・理由・具体例・結論」の流れで意見・考えを伝える方法を指します。


PREP法

  • P:Point(結論)

「読書は人生を豊かにします」

  • R:Reason(理由)

「なぜなら読書をすると著者のアイデアやノウハウを知り、知識や教養が深まるからです」

  • E:Example(事例・具体例)

「文部科学省の文章でも、人生をより深く生きる力を増やすと言われています」

  • P:Point(結論を繰り返す)

「なので読書は人生を豊かにします」



このように結論を繰り返し主張したり、説得力を持たせる理由やデータ・具体例を付け加えることで、簡潔・かつ分かりやすく相手に考えを伝えられます。

このフレームワークを活用して、口頭試問でも回答しましょう。

4-3.わからない時は素直にわからないと伝える

3つ目のポイントは「わからない時は素直にわからないと伝える」ことです。

1番やってはいけないことは「焦って回答して、思ってもいないことを答えてしまうこと」です。

なぜならその答えに対して追加で質問をされた際にうまく答えられず、印象が悪くなるからです。

もし質問の意味がわからない際は「もう一度教えていただけますか?」と聞いたり、質問の答えを考えてもわからない際は正直に「分かりません」と答えたり、素直に受け答えしましょう。

ただし質問の回答がわからない際は「分かりません」と答えるだけではなく「この後調べてみます」と学習意欲を見せられると、良い印象を与えることができます。

4-4.リラックスしてゆっくり話す

4つ目のポイントは「リラックスしてゆっくり話す」ことです。

口頭試問は試験ではありますが、あくまで面接官とのコミュニケーションの場です。

もちろん試験官も受験生が緊張しているのは理解していますが、受験生が緊張して話すスピードが速すぎてしまったり、パニックになってしまったりすると、採否に影響が出る可能性もあります。

深呼吸をして落ち着いてのぞむようにしましょう。

5.一人で対策するのが不安なら「ココミット」に相談しよう

口頭試問でもっとも大事なことは「第三者と模擬練習をすること」です。

本番の試験を想定して練習することで、本番でも落ち着いて回答できるようになります。


こんな悩みがあれば、総合型選抜専門塾「ココミット」に相談しましょう。

ココミットでは口頭試問の模擬練習はもちろん「あなただけの受験戦略」を作成し、一緒に計画を立てるところから伴走します。

気になる方は無料受験相談をしてみましょう。

6.〜まとめ〜口頭試問と面接の違いを押さえて、志望校合格を目指そう!

この記事では「口頭試問」について徹底解説しました。

以下は本記事のまとめです。


  • 口頭試問とは「思考力と理解力をその場で問われる試験」

  • 面接とは異なる独自の対策が必要

  • まずは下記「基本の5ステップ」から始めよう

    志望校・学部の過去問を確認する

    志望学部に関する背景知識を身につける

    時事ニュースをチェックし、わからないことがあれば調べる

    基礎科目の知識を増やす・見直す

    第三者と模擬練習をする

  • 基本を押さえられたら「応用の4ステップ」にもチャレンジしてみよう

    得た知識を咀嚼し、自分の言葉で話す

    PREP法を使用して、結論から答える

    わからない時は素直にわからないと伝える

    リラックスしてゆっくり話す


本記事を読んで、口頭試問の対策ポイントの理解が深まったのではないでしょうか。

ぜひ本日から口頭試問の対策を実践し、志望校に合格できることを応援しています!

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