自己推薦書に書くことがない!悩む人が陥りがちな思い込みと対策を解説
公開日: 2025年3月29日

「自己推薦書に書けるような実績がないし、アピールできることが思いつかない」
「努力したことはあるけど、他の人と比べると大したことない気がする」
「誰か、自己推薦書の『書くヒント』とか『考え方』を教えてくれないかな…。とにかく何か手がかりが欲しい…!」
自己推薦書を書こうとすると、こうした不安が浮かんでくることがあります。
しかし、自己推薦書に書くことは、誰でも必ず見つかります!
なぜなら、大学が求めているのは「派手な実績」や「特別な才能」ではないからです。
大学側は、
・あなたがどのような考えを持ち行動してきたのか
・その経験をもとに大学でどのように活かしたいのか
を知りたいと思っています。
そのため、派手な実績を追い求めるのではなく、自己分析を行い、これまでの経験を整理して魅力的に伝えることで、質の高い自己推薦書を作成することができます。
そうはいっても、
・自己分析ってどうやったらいいの?
・部活も課外活動も実績がないんだけど……
こんな風に不安を感じていますよね?
でも大丈夫です。
「実績ゼロでも合格できる自己推薦書の書き方4ステップ」を順番に進めていけば、あなたの魅力が最大限に伝わる自己推薦書を作成できます。

この記事では、自己推薦書を書けずに困っている方のために、自己推薦書が書けないと思う理由と、誰でもかけるようになる手順を解説していきます。

最後まで読めば、自分にしか書けない自己推薦書を作成するためのヒントが得ることができ、結果として、志望校にマッチした自己推薦書を完成させることができます。
ぜひ最後までお読みください。

1.自己推薦書に書くことがない人は1人もいない

自己推薦書に書くことがないと思っている人は多いですが、実際にはそのような人は1人もいません。
なぜなら、どんな人にも必ずアピールできる経験や強みがあるからです。
書けないと感じる理由は、大きく以下の2つに当てはまります。
【自己推薦書に書くことがないと感じる理由】
自己分析ができていないから
長文を書き慣れていないから
十分な自己分析ができていないと、「自己推薦書に書けるような目立った実績がない」と悩んでしまうことがあります。
また、長文を書くことに慣れていないと、自分の得意なことをただ羅列するだけになり、「魅力的な自己推薦書ではない」と悩んでしまうことがあります。
自己推薦書はコツを掴むことで、一気に質の高い内容を書くことができるようになります。
1-1. なぜ書くことがないと感じてしまうのか?
まず、自己推薦書に書くことがないと感じる原因は、自己分析が不足しているからです。
そのため、過去・現在・未来の視点で自己分析をすることで、自分の強みや目標が可視化され、説得力のある文章を書くことができるようになります。
たとえば「環境問題に興味がある」という場合は、以下のように整理するといいでしょう。
【時系列で自己分析をする例】
時系列 | 内容 |
|---|---|
過去 | 小学生の頃、海岸清掃のボランティアに参加し、環境問題対する興味が芽生えた |
現在 | 高校では環境サークルに所属し、地域のゴミ問題を調査したり、学校でリサイクル活動を推進する取り組みを行っている |
未来 | 大学では環境科学を学び、将来的には持続可能な社会の実現に向けた研究に取り組みたい |
このように整理することで、過去の経験が現在の活動につながり、さらに未来の目標へと発展していることがはっきりします。
自己推薦書で何を書けばいいかわからないときは、過去・現在・未来の視点で自分の棚卸しを行いましょう。
そうすることで、自分の成長が伝わる文章を書けるようになります。
1-2. 大学が自己推薦書を提出させる理由
大学が自己推薦書を求めるのは、学力だけでなく、その人の考え方や価値観を知るためです。
大学側は、単に成績が優秀な学生を集めるだけでなく、主体的に学び、将来的に社会で活躍できる人材を育成することを目的としています。
しかし、入試の点数や成績だけでは、受験生の人間性や将来性を把握するのは難しいのが現状です。
そこで、自己推薦書を通じて「主体性」「協調性」「挑戦する姿勢」など、学業以外の側面も評価する仕組みを取り入れています。
たとえば、どのような目標を持って努力してきたのか、困難な状況をどのように乗り越えたのか、といった点が重視されます。

また、大学によっては、特定の分野に強い情熱を持っている学生や、将来のビジョンが明確な学生を求める場合もあります。
その場合、自己推薦書には、自分がどのような人間であり、大学で何を学び、卒業後にどう活躍したいのかを具体的に書くことが求められます。
つまり、自己推薦書は単なる入学試験の一部ではなく、自分の強みや価値観を大学側に伝える重要な手段なのです。
大学側がどのような学生を求めているかは、公式サイトなどに記載されているアドミッション・ポリシーに書かれているので、事前に確認しましょう。
1-3.文字数に満たない理由は「自分の強みを言語化できていないだけ」
自己推薦書を作成していく中で、なかなか既定の文字数に達しないと感じるのは、自分の強みや経験をうまく言語化できていないからです。
自分の強みを曖昧な言葉で表現すると、これ以上書くことがないと感じやすくなります。
そうならないよう、以下のように具体的なエピソードを加えることで説得力のある文章になります。
【強みの言語化のNG例・OK例】
NG例 | 言語化例 |
|---|---|
自分の強みは努力家なところです。 | 自分の強みは努力家なところです。受験勉強で1日3時間の学習を半年間継続し、模試の成績を20点上げました。 |
自分の強みは協調性があるところです。 | 自分の強みは協調性があるところです。部活動で意見が対立したとき、話し合いの場を設け全員の意見を整理した結果、チームが一致団結できるようになりました。 |
このように、自分の経験を細かく振り返り、具体的なエピソードを盛り込むことで、より充実した内容にすることができます。
さらに文字数を増やしたい場合には、「なぜその行動を取ったのか」「どのような課題があったのか」「その経験を通じて何を学んだのか」といった視点を加えると良いです。
たとえば「その経験を通じて何を学んだのか」を以下のように追加すると、違和感なく文字数を増やすことができます。
【文字数を増やす例】
項目 | 内容 |
|---|---|
経験の背景 | 高校時代、クラスの意見をまとめることが苦手でした。 |
具体的な行動と結果 | 学級委員になった際、クラスメイト全員にアンケートを取り、意見を可視化する工夫をしました。その結果、皆が意見を出しやすい環境ができ、意見の対立も減りました。 |
その経験を通じて何を学んだのか | この経験を通じて、リーダーシップとは意見を押し付けることではなく、全員の声を大切にすることだと学びました。 |
このように、具体的なエピソードを詳細に書くことで、自然に文字数を増やしつつ、内容の充実度を高めることができます。
自己推薦書は「自分をどう魅力的に伝えるか」が重要なので、強みを言語化することを意識し、具体的なエピソードを膨らませて書くようにしましょう。
2.自己推薦書が書けないと悩んでいる人が陥りがちな思い込み5つ

自己推薦書が書けないと悩む人は、様々な「思い込み」に囚われてしまい、なかなか書き進めることができません。
実際には、そのような思い込みを手放せば、スムーズに自己推薦書を作成することができます。
ここでは、陥りがちな5つの誤解と、それを解決する方法について詳しく解説します。
自己推薦書が書けないと悩んでいる人が陥りがちな思い込み5つ |
|---|
・受賞歴などの実績がない |
2-1.受賞歴などの実績がないとダメ?
自己推薦書が書けないと悩んでいる人が陥りがちな思い込みの1つ目は「受賞歴などの実績がないとダメ?」と考えることです。
多くの人は「大会で優勝した」などの目立つ実績を思い浮かべます。
しかし、実際に自己推薦書で評価されるのは、そのような実績だけではなく、経験を通じて得た学びや成長の過程です。
以下のような内容に変えることで、大学側にスキルがあることをアピールできます。
【自己推薦書のNG例・OK例】
NG例 | OK例 | アピールできるスキル例 |
|---|---|---|
学級委員を任されたので頑張った | 学級委員として、クラスの意見を集約し、学校行事の企画立案に携わりました。 | リーダーシップ |
部活動を頑張った | バレーボール部のキャプテンとして、チームの成績低迷期に練習メニューを考案しました。 | 問題解決能力 |
ボランティア活動に挑戦した | ボランティア活動で困っている人のサポートに尽力した | コミュニケーション力 |
上記の内容に加え、練習メニューを考えるために取り組んだことや、どのようなサポートをしたかなどのエピソードを盛り込めば、より説得力が増します。
また、日常生活の中にも、自己推薦書に書けることはたくさんあります。
例えば、病気の家族をサポートするために、掃除や買い出しなど家事を頑張ったことで、主体性やコミュニケーション力、学業と家事を両立する計画性の高さなどがアピールできます。

2-2.個性的な内容じゃないとダメ?
自己推薦書が書けないと悩んでいる人が陥りがちな思い込みの2つ目は「個性的な内容じゃないとダメ?」と考えることです。
多くの受験生は「個性的じゃないと差別化が図れない」と考えてしまう人も多いですが、必ずしもそうではありません。
自己推薦書で求められるのは「奇抜なエピソード」ではなく、「自分を深く理解し、それを言語化する力」です。
たとえば、普通のアルバイト経験でも、「忙しい時間帯の接客方法を工夫したことで、お客様から感謝の言葉をもらった」などのエピソードを盛り込むと、人間性がイメージしやすくなるため、評価されやすくなります。
派手なエピソードを探すよりも、自分の経験を具体的に掘り下げましょう。
2-3.長所に自信がないと書いちゃダメ?
自己推薦書が書けないと悩んでいる人が陥りがちな思い込みの3つ目は「長所に自信がないと書いちゃダメ?」と考えることです。
「これが長所だ」と言えるほど自信が無いからと、自己推薦書に書くのをためらっていませんか?
長所とは「誰にも負けない能力」ではなく、「日々の行動から見える自分の良いところ」のことです。
たとえば、以下の特性も十分アピール可能です。
【長所のアピール例】
自分が思う長所 | アピール例 | アピールできるスキル |
|---|---|---|
人の話をじっくり聞くのが得意 | 相手の話をよく聞き、的確なアドバイスができる | ・コミュニケーション力 |
細かい作業が好き | 丁寧な作業を心がけ、ミスを減らす工夫ができる | ・集中力 |
コツコツ努力するのが得意 | 毎日少しずつ学習を続け、成績を向上させた経験がある | ・忍耐力 |
このように、周囲と比べて優れていることを証明するのではなく、自分の良いところを魅力的に表現することで、質の高い自己推薦書になります。
2-4.文学的な表現や難しい言葉を使わないとダメ?
自己推薦書が書けないと悩んでいる人が陥りがちな思い込みの4つ目は「文学的な表現や難しい言葉を使わないとダメ?」と考えることです。
「知的さをアピールする上でも、難しい表現にしたほうがいいのでは」と悩む人が多いです。
しかし、大学側は「美しい文章」よりも「読みやすく、伝わりやすい文章」を求めているため、シンプルな表現を心掛けましょう。
むしろ、大学側は多くの受験生の自己推薦書を読むため、難解な文章にしてしまうと後回しにされる可能性があります。
以下の例を参考に、難しい表現になっていないかチェックしておきましょう。
【文章表現のNG例・OK例】
NG例 | OK例 |
|---|---|
綿密な計画を立てて課題を進めることが得意 | 事前にやるべきことをリスト化し、スケジュール通りに進めたことで課題提出がスムーズになった |
このように、読んだ人がイメージしやすいよう、わかりやすい表現にすることを心掛けましょう。

2-5.失敗談や苦手なことは書いちゃダメ?
自己推薦書が書けないと悩んでいる人が陥りがちな思い込みの5つ目は「失敗談や苦手なことは書いちゃダメ?」と考えることです。
失敗談を書くとマイナス評価になるのではと悩む人が多いです。
確かに、失敗談だけを書くと評価されづらいですが、そこから得た学びを追加することで十分に評価されます。
なぜなら、大学側は受験生がどのように成長してきたかを知りたいため、「どのように克服したか」「そこから何を学んだか」を書くことで成長意欲をアピールできます。
たとえば、「もともと計画性がなかったが、スケジュール管理の方法を学び、効率的に勉強できるようになった」といった経験や実績を書くことで、努力や成長の姿勢を示せます。
失敗や苦手なことも、乗り越えた経験として伝えれば、十分な強みになります。

3.自己推薦書を書く前に準備すべきこと

自己推薦書を書く前に情報収集や自己分析をしておくことで、質の高い内容にすることができます。
いきなり書き始めるのではなく、事前準備をすることで、より説得力のある内容に仕上げることができるからです。
具体的には、以下の3つのポイントを抑えると効果的です。
【自己推薦書を書く前に抑えておくべきポイント】
学校の情報収集
自己分析:自分の強み・興味を洗い出す
面接で自己推薦書を深掘りされることもある!書くエピソードは深掘りしておこう
詳しく解説します。
3-1. 学校の情報収集
自己推薦書を書く前に、志望校の情報をしっかり調べておくことが重要です。
なぜなら、「大学が求める人物像」に合った内容を書くことで、選考時に有利になるからです。
事前にリサーチする方法は以下です。
【事前に志望校のリサーチをする方法】
公式サイトなどで公開されているアドミッション・ポリシーを読む
オープンキャンパスに参加する
募集要項をしっかり読む
自己推薦書にアドミッション・ポリシーに合致した内容を盛り込むことで、「この人は本当にこの分野に興味があり、うちの大学で学ぶ準備ができている」と納得してもらえます。
例えば、リーダーシップを重視する大学なら、部活の副部長としてメンバーをまとめた経験を、探究心を重視する大学なら、興味のある分野について自主的に研究した経験を盛り込みましょう。
また、オープンキャンパスに参加し、教授や在学生の話を聞くことで、学校の雰囲気や教育方針をより深く理解することができます。
さらに、募集要項を読み、学部のカリキュラムや卒業生の進路を確認しておくと、選考が進んだ頃に「自分の描いていた進路と違う」と焦らずに済みます。
志望校に適した自己推薦書を書くためには、事前の情報収集をしっかり行いましょう。

3-2.自己分析:自分の強み・興味を洗い出す
自己推薦書では、自分の強みや興味を伝えることが重要です。
そのためには、事前にしっかりと自己分析を行い、自分を深く理解する必要があります。
自分の強みや興味を明確にしておくことで、自己アピールの内容に深みを持たせることができます。
たとえば、まず「好きなこと」「得意なこと」「これまでの成功体験」などを箇条書きでリストアップします。
次に、リストアップした項目について「なぜそれが好きなのか?」「どんな場面で力を発揮したか?」を深掘りする自己分析シートを作成すると、整理しやすいです。
また、過去の小さな成功体験や、これまでの人付き合いを振り返り、どんな経験が自分に影響を与えたのかを考えることも効果的です。
これらの作業を通じて、自分の個性を最大限に生かせるエピソードを見つけていきましょう。
3-3.面接で自己推薦書を深掘りされることもある!書くエピソードは深掘りしておこう
自己推薦書に書いた内容は面接で深掘りされる可能性が高いため、各エピソードの詳細が話せるよう準備しておきましょう。
なぜなら、面接官は「本当にこの経験を通して成長したのか」を確かめたいからです。
もしそれに対する回答を準備せず面接にのぞむと、説得力に欠ける内容になり、信頼感が下がる可能性があります。
そうならないよう、以下の方法を実践してみるといいでしょう。
【エピソードを深堀するコツ】
「なぜ?」と繰り返し自問自答し、「なぜその経験をしたいと思ったのか」などを深掘りする
第三者に面接官役を頼み、面接を想定した練習をする
このように、自己推薦書に書いた内容を事前に深掘りしておくことで、面接でも自信を持って受け答えができ、好印象を与えることができます。
4.活動実績ゼロでも合格できる自己推薦書の書き方4ステップ

特別な活動実績がなくても、工夫次第で魅力的な自己推薦書は書けます。
なぜなら自己推薦書は、リーダー経験やコンクール受賞などの「特別な成果」よりも、「自分なりに努力した経験」や「成長したプロセス」が重視されるからです。
以下のステップで進めば、実績ゼロでも説得力のある自己推薦書が書けます。
【説得力のある自己推薦書の書き方】
「過去・現在・未来」の自己分析を全て書き出しリスト化する
大学が求める人物像と自己分析の共通点を探る
“小さなエピソード”を活かし、大学でやりたいことと繋げる
文章設計:構成をあらかじめ決め、実際に書いてみる
詳しく解説します。
4-1.「過去・現在・未来」の自己分析を全て書き出しリスト化する
まずは、志望理由書の土台を作るために、自己分析をしましょう。
その際、1-1. なぜ書くことがないと感じてしまうのか?で紹介した、過去・現在・未来の視点で整理した内容をリスト化すると効率的です。
自己分析をリスト化すれば全体を可視化できるため、その中から自己推薦書に書くべき自分の強みを簡単に見つけることができるからです。
たとえば、以下のように整理しましょう。
【過去・現在・未来の自己分析例】
時系列 | 自己分析 |
|---|---|
過去 | ・小学生の頃から読書が好き |
現在 | ・高校ではディベート部に所属 |
未来 | ・法律を学び、弁護士として社会に貢献したい |
このようにリスト化して整理することで、過去の経験が現在の活動につながり、さらに未来の目標へと発展していることが明確になり、一貫性のある自己推薦書ができます。
そうすれば、大学側に「この受験生は本当に大学で学ぶ意欲があり、将来のビジョンがある」と評価され、合格の可能性を高めることができます。
4-2.大学が求める人物像と自己分析の共通点を探る
次のステップは、大学が求める人物像と自分との共通点を見つけることです。
各大学の公式サイトなどでは「アドミッション・ポリシー」として求める人物像を公開しています。
その内容と自分の強みを照らし合わせ、「なぜこの大学なのか」「なぜ自分が適しているのか」を論理的に説明すれば、自分にしか書けない自己推薦書を作ることができます。
たとえば、大学のアドミッションポリシーに「主体的に学ぶ姿勢を持つ学生」とあれば、自分の経験の中で「高校時代に自主的に研究したこと」や「課外活動でリーダーシップを発揮したこと」などが活用できます。
これらを具体的なエピソードを交えて書くことで、大学とのマッチ度を示せます。
このように、大学の求める人物像と自分の強みをリンクさせることで、大学側に「この学生はうちの大学に合っている」と感じてもらうことができます。
4-3.“小さなエピソード”を活かし、大学でやりたいことと繋げる
自己推薦書を書く際、日常の小さなエピソードを掘り下げて言語化し、大学でやりたいことと関連付けることで、志望理由がより強固になります。
たとえ大きな実績がなくても、身近な経験の中には多くの「学びの原点」や「強い動機」が隠れています。
それらを「大学でやりたいこと」に繋げる文章を書けば、志望理由に深みを持たせることができます。
たとえば、「小学生の頃、動物が好きで昆虫図鑑を集めていた」という経験は、「生物学を学びたい」という動機に繋げることができます。

特別な経験がなくても、自分の中の「原点」を見つけ、それを大学で学びたいことに繋げれば、より強い志望理由として大学側に伝えることができます。
4-4.文章設計:構成をあらかじめ決め、実際に書いてみる
次に、【序論→本論→結論】のシンプルなフレームワークを使うことで、より伝わりやすい文章が書けます。
論理的な構成を決めずに書き始めると、話が散らかり、説得力が弱くなります。
あらかじめ構成を考えることで、スムーズに文章を組み立てることができ、読みやすい印象を与えられます。
たとえば、環境学を志望する場合、以下のようになります。
【フレームワークをもとに構成した文章例】
フェーズ | 文章例 |
|---|---|
序論(結論) | 私は持続可能な社会づくりに貢献するため、環境学を学びたいと考えています。 |
本論 | 過去に地元の清掃活動に参加し、環境問題に関心を持ちました。 |
結論(将来ビジョン) | 貴学で環境学を深く学び、将来は再生可能エネルギーの開発に関わりたいです。 |
このように、事前に構成を決めてから書くことで、シンプルかつ説得力のある文章になります。
4-5.推敲・文字数・表現チェック
文章の読みやすさを向上させるためには、不要な言葉を削除し、簡潔な表現を心がけることが重要です。
特に、同じ意味の言葉が繰り返されると、くどい印象を与え、内容が伝わりにくくなってしまいます。
また、文字数制限をオーバーすると評価対象から外れてしまうため、余計な単語を削るなど調整する必要があります。
まずは以下の推敲の例を参考に、自分の文章を読み返してみましょう。
【文章の推敲例】
推敲前 | 推敲後 |
|---|---|
私はこの大学で環境学を学び、環境問題に取り組みたいと考えています。 | 私はこの大学で環境学を学び、環境問題の解決に貢献したいと考えています。 |
私は昔から本を読むのが好きで、読書が趣味でした。 | 私は昔から読書が好きでした。 |
上記の例にある「環境問題に取り組みたい」という表現は曖昧であるため、「解決に貢献したい」という具体的な内容にすることで、イメージがしやすくなります。
また、「本を読むこと」と「読書」は同じことなので、重複表現を削除したことで、簡潔で読みやすい内容に仕上げることができます。
このように、自分の文章を何度も読み直し、ブラッシュアップしていくことで、より伝わりやすい文章にできます。
6.自己推薦書は必ず複数の人に添削してもらおう

書き上げた自己推薦書は、複数の人に添削してもらい、より伝わりやすい内容を目指しましょう。
添削を受けることで、自分では気づかない誤字脱字やひとりよがりな表現を指摘してもらえるだけでなく、読み手にどのように伝わるかを客観的に確認できるからです。
特に、担任の先生や保護者に読んでもらうことで、具体的なアドバイスを得ることができます。また、総合型選抜のノウハウを持つ塾の先生に読んでもらうと、合格につながるテクニックを学ぶことができます。
なお、添削を依頼する際には、以下のように一言添えると、より良いフィードバックが得られます。
【添削を受ける際に付け加える一言の例】
添削者 | 付け加える一言 |
|---|---|
学校や塾の先生 | 論理的な流れが分かりにくい部分があれば教えてほしいです |
友人 | 伝えたいことがしっかりと伝わっているかを知りたいので、読んで感じたことを教えてほしい |
両親 | 誤字脱字や違和感のある表現があれば教えてほしい |
また、添削してくださった方には必ず感謝の意を表しましょう。
日頃から誠実な行動を心がけておくと、面接時に礼儀正しさが自然と表れ、好印象を与えることができるからです。
さらに、周囲の人からのアドバイスを素直に受け入れ、成長しようとする姿勢は、大学生活でも役立つ資質になります。
このように、第三者の添削を受けることで、自分では気づかなかった改善点を把握し、論理的で説得力のある自己推薦書を作成することができるでしょう。
7.自己推薦書の作成が不安なら「ココミット」に相談してみよう

もし、自己推薦書の作成に不安があるなら、総合型選抜専門塾「ココミット」のサポートを活用しましょう。
ココミットなら自己推薦書の添削を回数無制限で受けることができます。
他の専門塾や添削サービスだと、一定の回数を超えると追加料金がかかりますが、ココミットを利用することで受験費用が抑えられます。
また、総合型選抜のノウハウを持つプロ講師陣からのアドバイスが受けられるため、短期間で質の高い自己推薦書が書けるようになります。
ココミットの講師陣は全員が慶応卒で、大手の企業で活躍するプロばかりなので、受験生のときの経験に基づいた具体的なアドバイスが得られます。
まずは気軽に「無料相談」を受けて、自己推薦書の悩みを解決しましょう。

まとめ~自己分析をすれば自己推薦書に書くことは見つかる!~

合格に繋がりやすい自己推薦書を書くためには、まず自己分析が大切です。
「特別な実績がない」という思い込みを捨て、視点を変えればアピールポイントは必ず見つかります。
思い込みを捨て、経験を振り返ることで、自分らしい自己推薦書を書き上げましょう!
