Q1. SATやACTは両方受けるべき?IBのスコアだけでも出願できますか?
A. 必ずしも両方受ける必要はありません。 どちらか一方のテストで、自分の目標スコアが出やすい方を選択すれば十分です。
近年、米国の大学ではSAT/ACTのスコア提出を任意とする「Test-Optional」の動きが広がっています。しかし、特に競争の激しい大学では、高いスコアを提出することが有利に働く場合が多いのが現状です。
また、国際バカロレア(IB)のスコアは世界中の大学で高く評価されており、IBの最終スコア(Predicted Grade)があれば出願できる大学も多数あります。ただし、その場合でも英語能力を証明するためにTOEFL/IELTSのスコアは別途必要になることがほとんどです。
Q2. 奨学金は日本の大学と海外の大学、両方で申請できますか?
A. はい、両方で申請可能です。
海外(特に米国)の大学は、奨学金制度が非常に充実しています。大きく分けて2種類あります。
- Need-based奨学金:家庭の収入に応じて支給されるもの。
- Merit-based奨学金:学業成績や課外活動の実績に応じて支給されるもの。
一方、日本の大学でも帰国生向けの奨学金や、成績優秀者向けの奨学金があります。加えて、日本学生支援機構(JASSO)などが提供する外部の奨学金も利用できます。諦めずに、利用できる制度は全てリサーチしてみましょう。
Q3. 日本の大学に合格して入学金を払った後、海外の大学に合格したらどうすればいいですか?
A. これは併願者が直面する最も悩ましい問題の一つです。前述の通り、一度支払った入学金は、原則として返金されないケースがほとんどです。
これを「進学先の選択肢を確保するための必要経費(保険料)」と割り切る心構えが必要になるかもしれません。ただし、大学によっては特定の期日までに辞退を申し出れば、授業料等の一部が返金される場合もあります。合格通知書や入学手続要項の記載をよく確認しましょう。
Q4. 併願準備が複雑で一人では無理そうです。誰に相談すればいいですか?
A. 併願準備は情報戦であり、一人で抱え込むのは非常に困難です。積極的に周りのサポートを活用しましょう。
- 高校の進路指導カウンセラー:最も身近な相談相手です。特に帰国生の指導経験が豊富な先生がいれば心強い味方になります。
- 塾・予備校の専門カウンセラー:費用はかかりますが、国内外の入試に関する最新情報や豊富なデータを持っており、スケジュール管理から書類の添削までトータルでサポートしてくれます。
- 経験者の先輩:同じように併願を乗り越えた先輩からのリアルなアドバイスは、何よりも貴重です。
- 保護者の方:精神的な支えはもちろん、資金計画や手続きの確認など、客観的な視点で協力してもらうことが不可欠です。
一人で悩まず、これらの相談相手とチームを組んで受験に臨むことが、成功への近道です。