総合型選抜に受かる確率はどれくらい?合格者の特徴と対策法も紹介!
公開日: 2025年2月5日

「総合型選抜に興味はあるけれど、受かる確率ってどのくらい?」
「総合型選抜で受かる確率を増やすためには、何をしたらいい?」
「総合型選抜の受かる確率が低いなら、他の入試方法も考えようかな…」
あなたは今、こんなことを考えていませんか?
文部科学省によると、令和6年度の総合型選抜の合格率は国公立大で約34%(倍率2.9倍)、私立大で約57%(倍率1.7倍)です。

参考:文部科学省「令和6年度国公私立大学入学者選抜実施状況」を元に作成
私立は総合型選抜の方が倍率が低いことがわかります。
受験方法 | 国公立の合格倍率 | 私立の合格倍率 |
総合型選抜 | 2.9倍 | 1.7倍 |
一般選抜 | 2.7倍 | 2.5倍 |
参考:文部科学省「令和6年度国公私立大学入学者選抜実施状況」を元に作成

倍率だけみると、そんな風に感じますよね?
ただし、実際には大学ごとに大きな差があります。
たとえば、令和6年度の状況を見てみると、
・慶應義塾大学・総合政策学部:5.9倍
・京都大学・総合人間学部:10倍
という結果でした。

少しでも自分が受かる確率を上げるために「どんな対策をしたら良いか」「どの入試方法が合うのか」悩みますよね。
本記事では「総合型選抜に受かる確率」をテーマに、以下のポイントをより詳しく解説します。

最後まで読んでいただくと、総合型選抜の受かり確率・受かりやすい人がわかり、他の入試方法含めて「自分にはどの入試が合うのか」が分かります。
ぜひ最後までお読みください。

1. 総合型選抜の合格倍率は1.7倍!ただし大学や学部によって差が大きい

まず、文部科学省が発表した「令和6年度国公私立大学入学者選抜実施状況」によると総合型選抜で受かる確率を平均すると約55%です。
「55%なら、倍率で1.8倍、これなら簡単に受かりそう!」
そう感じますよね?
ところが実際には、大学ごとに大きな差があります。
まずは私立大と国公立大の違いをみてみましょう。
1-1. 【合格率の違い】私立と国公立
文部科学省が発表した「令和6年度国公私立大学入学者選抜実施状況」によると合格率は下記の通りです。
合格率(倍率) | |
国公立大学 | 34%(約2.9倍) |
私立大学 | 57%(約1.7倍) |
参考:文部科学省「令和6年度国公私立大学入学者選抜実施状況」を元に作成
国公立であれば3人に1人、私立であれば2人に1人は受かる確率です。

そう思いますよね?
しかし、難関大学になるとその確率はグッと低くなります。
実際に2024年度のいくつかの難関大学・学部別の合格率を見ていきましょう。
大学・学部名 | 受験者(志願者)数 | 合格者数 | 合格率 |
京都大学 | 41人 | 4人 | 10% |
筑波大学 | 78人 | 12人 | 15% |
早稲田大学 | 222人 | 39人 | 18% |
慶應義塾大学 | 712人 | 121人 | 17% |
青山学院大学 | 275人 | 79人 | 28% |
このように、難関大学だけを見ると決して「受かる確率は高い」とは言えません。
総合型選抜は学力試験だけを重視しているわけではないため、「簡単だ」「合格率も高い」という人も中にはいます。
しかし、難関大学について事前準備をしっかりしないと突破できない、難しい試験であると合格率から言えます。
1-2. 総合型選抜で受かる人の特徴
では、どんな人が総合型選抜で合格を勝ち取れるのでしょうか。
総合型選抜の選考方法から、以下の人物が合格しやすいと言われています。

これらの特徴を持つ人は、総合型選抜の提出書類や面接・小論文などで自己アピールを十分にできるため、合格しやすいと言われています。
2. 【総合型選抜】で受かる確率を高めるコツ

難関大学については、「総合型選抜で受かる確率が思ったよりも低い」と感じたのではないでしょうか。
しかし、以下の5つのコツを実践することで、総合型選抜での合格率を高めることができます。

1つずつ一緒に見ていきましょう!
2-1. 志望大学・学部のアドミッション・ポリシーを理解する
まず、志望大学・学部のアドミッション・ポリシーを理解しましょう。
アドミッションポリシーとは…
大学の教育理念、目的、特色等に応じて受験生に求める能力、適性等についての考え方をもとめたものであり、それらを選抜方法や出題内容等に反映させ、また受験生は大学の教育理念、特色等に応じ選択を行えるよう示すものです。
総合型選抜では、各大学・学部のアドミッション・ポリシーをもとにして応募者を選抜・評価します。
例えば、語学に関する学部であれば「語学学習に強い興味・関心がある人物」を「求める学生像」として設定するかもしれません。
このアドミッション・ポリシーを理解していないと、提出書類・面接などの内容が学校が求める人物像と一致せず、不合格になる可能性が高まります。
まずは、自分が志望する大学・学部のアドミッション・ポリシーを確認しましょう。
2-2. 事前提出書類を第三者に添削してもらう
次に、事前に提出する書類を第3者に添削してもらいましょう。
事前提出書類、とくに志望理由書・自己推薦書は総合型選抜において重要です。
なぜなら、「自分がいかにアドミッション・ポリシーに合致している人物か」を学校側にアピールできる書類だからです。
Tip:志望理由書・自己推薦書
志望理由書は、「この大学になぜ入りたいのか」を記載した書類、
自己推薦書は「自分が志望する大学・学部になぜふさわしいのか」を読む相手に説得する書類である。
書類選考通過後の面接やプレゼンテーションでも、これらの書類をもとに面接官から質問されることがあります。
一貫性のある内容の書類にするためにも、学校や専門塾の先生などの第3者にチェックしてもらい、提出までに修正を繰り返しましょう。
2-3. 各大学・学部の選考方法に合わせた対策をする
3つ目のコツは、各大学・学部の選考方法に合わせた対策をすることです。
総合型選抜とひとくちに言っても、その選考方法は以下の例のように大学・学部によって異なります。
大学・学部名 | 選考方法 |
早稲田大学 | 書類選考 |
早稲田大学 | 書類選考 |
慶應義塾大学 | 書類選考 |
立教大学 | 書類選考 |
このように、大学によって選考が変わったり、同じ大学であっても学部が異なると入試方法も変化します。
自分の志望大学・学部に合わせた対策をすることで合格率をグッと引き上げることができます。
2-4. 合格しやすい大学を選ぶ
4つ目のコツは、合格しやすい大学を選ぶことです。
冒頭で難関大学を中心に具体的な合格率をチェックし、「合格率がかなり低い」と感じた方も多いのではないでしょうか。
しかし、大学・学部によっては下記のように比較的受かる確率が高いところもあります(2024年度各大学の入試データより)。
大学・学部名 | 受験者(志願者)数 | 合格者数 | 合格率 |
中央大学 | 190人 | 70人 | 37% |
青山学院大学 | 126人 | 53人 | 42% |
立教大学 | 169人 | 42人 | 25% |
このように大学・学部によって、合格率にかなりの違いがあります。
自分の興味・関心も大事にしつつ、合格しやすい大学を選ぶことも総合型選抜で合格を勝ち取る手段の一つです。
2-5. 合格した人の体験談を聞き、参考にする
最後のコツは、合格した人の体験談を聞き、参考にすることです。
志望校に合格するための1番の近道は「実際に合格した人の話を聞いて真似すること」です。
とくに自分と今の学力レベルが近い、同じ高校の先輩の話は参考になります。
もし自分の所属高校の先輩で合格者がいれば話を聞いてみる、いなければ専門塾の合格者体験談を参考にしてみましょう。
3. 総合型選抜が難しいと感じたら?他の入試方法を検討するのもアリ

総合型選抜は決して簡単な試験ではなく、合格するためのコツ・合格しやすい人の特徴などがあることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
総合型選抜で合格しやすい人がいるということは、逆に総合型選抜は人によっては不向きの場合があります。
そんなときは、他の入試方式を検討することも良い選択になるかもしれません。
ここでは、総合型選抜以外の入試方法の概要や合格率・総合型選抜との併願が可能なのかを解説します。
3-1. 総合型選抜以外の入試方法とその特徴・合格率
項目 | 学校推薦型選抜 | 一般選抜 |
概要 | 高校の推薦を受けることで出願できる入試方式 | 大学ごとに指定された試験を受験、その得点で合格者が決まる入試方式 |
提出書類 | 調査書 | 願書 |
選考方法 | 書類選考+面接 | 大学入学共通テスト |
試験内容 | 学校独自の学科試験や共通テストを実施する大学・学部もあり | 学校独自の学科試験や共通テストを実施する大学・学部もあり |
出願スケジュール | 高校3年生の11月~12月 | 国公立:1/27~2/5 |
合格発表 | 12月以降 | 国公立:3月中 |
メリット | ・倍率が低い | ・誰でも挑戦ができる |
デメリット | ・学校からの推薦が必須 | ・入試の合否発表が遅い |
必要な対策 | 高1から高い評定平均の維持 | 大学共通テスト・個別学力テストの対策 |
合格率 | 国公立:42%(倍率2.3倍) | 国公立:39%(倍率2.5倍) |
学校推薦型選抜の大きな特徴は、学校推薦型選抜は所属高校での校内選抜や大学・学部での評定平均基準など、志願するまでのハードルが高いため、志願できれば合格率は他の選考方式よりも高いところです。
一方で、一般選抜の最大の特徴は「誰でも受験ができる完全学力主義」であることです。
自分の強みや現在の成績・課外活動などの実績を照らし合わせて、自分にあった入試方法を選択しましょう。
3-2. 総合型選抜との併願も可能
また、学校推薦型選抜・一般選抜は総合型選抜との併願も可能です。
しかし、まずは各大学・学部の募集要項を確認しましょう。
「専願」と書かれている場合は、併願が不可能です。
また「併願可能」と志望校の募集要項に書かれていても、通っている高校の規定によっては併願が不可能な場合があります。
いずれにしても募集要項を確認したうえで、学校の先生にも「併願は可能なのか」を質問しましょう。
4. まとめ~総合型選抜の勉強法に悩んだら専門塾に相談しよう~

いかがでしたでしょうか?
本記事では総合型選抜の受かる確率や、合格率を高めるコツについて解説しました。
総合型選抜の合格率は平均30〜50%だが、大学・学部によって異なる
総合型選抜で受かる確率を上げるには、①大学のアドミッション・ポリシーを理解・②合格した先輩の体験談を参考に事前書類の添削・③選考方法に対する対策をすることが大切
自分の興味・関心に合わせた、受かりやすい大学を選ぶこともひとつの手
総合型選抜が難しいと感じたら併願も検討する

こんな思いがある方は専門塾に相談してみることがおすすめです。
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