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公開日: 2026年6月28日

英語学位プログラム|日本の大学進学ガイド

英語だけで卒業できる日本の大学|英語学位プログラム完全ガイド【2024年最新】

「日本の大学に進学したいけれど、日本語の授業についていけるか不安…」

「インターナショナルスクールや海外での経験を活かせる大学はどこだろう?」

「日本にいながら、英語だけで卒業できる大学ってどんな選択肢があるの?」

グローバル化が進む現代、あなたと同じような悩みや疑問を抱える学生が世界中にたくさんいます。嬉しいことに、日本の大学でも英語だけで講義を受け、学位を取得できる「英語学位プログラム」が急速に増えています。これは、留学生や帰国子女、そして国内の高校で英語を強みにしてきた学生にとって、非常に魅力的な新しい進路の選択肢です。

しかし、選択肢が増えたからこそ、「どの大学が自分に合っているのか」「どうやって準備を進めればいいのか」という新たな悩みも生まれています。

この記事では、そんなあなたの疑問や不安を解消するために、以下の情報を網羅的に解説します。

  • そもそも「英語学位プログラム」とは何か?メリット・デメリットは?
  • 後悔しない大学・プログラム選びのための5つのチェックポイント
  • 【2024年最新】国公立・私立別!英語で学位が取れる日本の大学プログラム一覧
  • 出願から入学までの具体的な準備と流れ
  • 学費やキャリアパスに関するよくある質問への回答

この記事を最後まで読めば、日本全国に広がる英語学位プログラムの中からあなたに最適な大学を見つけ、自信を持って第一歩を踏み出すための知識がすべて手に入ります。さあ、一緒に未来への扉を開きましょう。

そもそも「英語学位プログラム」とは?日本の大学で学ぶ新たな選択肢

日本の大学進学を考えるうえで、近年よく耳にするようになった「英語学位プログラム」。まずは、このプログラムがどのようなものなのか、基本から理解しておきましょう。

英語学位プログラムの定義と種類

英語学位プログラムとは、その名の通り「講義、課題、試験といった学業のすべてが英語で行われ、卒業要件を満たすことで学位(学士号)を取得できる大学のコース」を指します。

入学時に高い日本語能力が問われないため、世界中から多様なバックグラウンドを持つ学生が集まります。ただし、「英語で学べる」と一言でいっても、いくつかの種類があります。

  • 完全英語型: 入学から卒業まで、すべての授業を英語のみで履修できるプログラム。この記事では、主にこのタイプを扱います。(例:東京大学PEAK、早稲田大学SILSなど)
  • 日英バイリンガル型: 英語と日本語、両方の言語で授業が開講されており、学生は自分の言語能力や興味に応じて履修を組み立てます。(例:国際基督教大学(ICU)、立命館アジア太平洋大学(APU)など)
  • 特定科目履修型: 基本は日本語のプログラムに所属しながら、一部の専門科目を英語で履修できるコース。

どのタイプのプログラムが自分に合っているか、じっくり考えることが大切です。

英語学位プログラムで学ぶ3つのメリット

なぜ今、このプログラムが注目されているのでしょうか。主なメリットを3つご紹介します。

  1. 日本語能力が問われない
    最大のメリットは、入学時点で高い日本語力がなくても、日本の質の高い高等教育を受けられる点です。これにより、これまで日本語の壁によって日本留学を諦めていた多くの優秀な学生に門戸が開かれました。
  2. 国際的な学習環境
    世界中から集まった留学生や、様々な文化背景を持つ帰国子女、日本人学生と共に学ぶ環境は、非常に刺激的です。日々のディスカッションや共同作業を通じて、グローバルな視点や異文化理解力が自然と身につきます。
  3. キャリアの選択肢が広がる
    英語で専門分野を深く学んだ経験は、卒業後のキャリアにおいて大きな強みとなります。日本国内での就職(特に外資系企業)はもちろん、海外の大学院への進学や、国境を越えて活躍するグローバル企業への就職にも有利に働く可能性が高いでしょう。

デメリットと注意すべきポイント

魅力的なプログラムですが、いくつか注意すべき点もあります。

  1. 日本人学生との交流機会が限られる可能性
    プログラムによっては、所属する学生の多くが留学生であるため、一般的な日本人学生のコミュニティとの接点が少なくなることがあります。日本での生活や就職を考えている場合、意識的にサークル活動やアルバイトなどで交流の機会を作らないと、日本語能力の向上が期待しにくいかもしれません。
  2. 専門分野が限定的
    プログラムは、国際教養、経済学、理工系などに集中している傾向があります。文学、法学、教育学といった分野では、まだ選択肢が限られているのが現状です。自分が学びたい専門分野が英語で提供されているか、事前の確認が不可欠です。
  3. 高い出願要件
    特にトップレベルの大学では、非常に高い英語力(TOEFL iBT® 100点以上など)や、国際的な統一試験(SAT®やIB Diplomaなど)でハイスコアが求められます。計画的な準備なしに突破するのは難しいでしょう。

後悔しないための大学・プログラム選び5つのチェックポイント

「英語で学べる」という魅力だけで飛びついてしまうと、入学後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔することになりかねません。ここでは、あなたに最適な一校を見つけるための5つのステップガイドをご紹介します。

ステップ1: 専攻分野とカリキュラムは学びたいことと一致しているか

これが最も重要なポイントです。まずは「何を学びたいか」を明確にしましょう。

生徒Aさん:「早稲田大学の国際教養学部(SILS)は有名だし、英語で学べるから良さそうだな…」
進路指導の先生:「もちろん素晴らしいプログラムだよ。でも、Aさんが本当に探求したいと言っていた臨床心理学の専門科目は、シラバスで確認したかな?『国際教養』という大きな枠組みの中で、どれだけ専門性を深められるかは大学によって違うんだ。例えば、上智大学のSPSFプログラムでは教育学も英語で学べるし、大阪大学の人間科学部ではより専門的に学べるかもしれない。カリキュラムをしっかり比較することが大切だよ。」

「何を」「なぜ」「どうやって」を自問自答してみてください。

  • 何を: 経済学、環境科学、情報工学など、具体的な学問分野は何か?
  • なぜ: なぜその分野に興味を持ったのか?どんな社会課題を解決したいか?
  • どうやって: そのために、どのような授業や研究、実習が必要か?

各大学のウェブサイトでシラバス(講義計画)を必ず確認し、自分の学びたいこととカリキュラムが本当に合っているかを見極めましょう。

ステップ2: 大学の種類とステータス(国公立/私立/SGU)を知る

大学にはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。

大学の種類 特徴
国公立大学 学費が比較的安く、研究志向が強い傾向。英語プログラムの設置数は限られるが、質の高い教育が受けられる。(例:東京大学、京都大学、東北大学など)
私立大学 プログラムの多様性が豊かで、都市部にキャンパスが多い。学費は高めだが、独自の奨学金やサポートが充実していることが多い。(例:早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学など)

また、大学選びの指標として「スーパーグローバル大学(SGU)」に採択されているかも参考になります。これは、文部科学省が国際化を牽引する大学を重点的に支援する事業で、SGU採択校は留学生サポートや英語での授業が充実している傾向にあります。

ステップ3: 出願要件はクリアできるか(英語試験/統一試験)

自分の学力や英語力で、現実的に合格を目指せる大学かを見極めるステップです。

生徒Bさん:「やっぱり目標は高く、東京大学のPEAKに挑戦したいです。でも、SAT®のスコアが基準に少し足りなくて…」
進路指導の先生:「PEAKを目指すのは素晴らしいことだね。でも、最難関だからこそ、併願戦略が重要になる。例えば、慶應義塾大学のPEARLや早稲田大学の政治経済学部も経済学を英語で学べるトッププログラムだ。大学によっては、スコアだけでなく、エッセイや活動実績、推薦状などを総合的に評価してくれるところもある。自分の強みを活かせる大学をリストアップしておこう。」

多くのプログラムでは、以下のスコア提出が求められます。

  • 英語能力試験: TOEFL iBT®、IELTS™アカデミックモジュールなど
  • 国際的な統一試験: SAT®、ACT®、IB Diploma、GCE A-Levelなど

トップ校ではTOEFL iBT® 100点以上、SAT® 1400点以上などが一つの目安になりますが、大学によって基準は様々です。背伸びしすぎず、自分の実力に合った大学を複数候補に入れることが合格への鍵です。

ステップ4: 学費と奨学金は現実的か

4年間の大学生活には、大きなお金がかかります。経済的な計画を立てることは非常に重要です。

  • 学費: 国公立大学は約250万円、私立大学は文系で約400万円〜、理系ではさらに高額になるのが一般的です。
  • 生活費: 住む場所(都市部か地方か、寮か一人暮らしか)によって大きく変わります。
  • 奨学金: 留学生向けにはJASSOやMEXT、各大学独自の奨学金があります。日本人学生もJASSOの奨学金などを利用できます。

【多くの方が見落としがちなポイント】
授業料だけでなく、4年間の生活費、寮費、そして留学が必須なプログラムの場合はその費用まで含めた「総額」で比較することが重要です。例えば、地方の大学は学費や家賃が安くても、都市部での就職活動時には交通費や宿泊費がかさむ、といった隠れたコストも考慮に入れましょう。

ステップ5: 立地とキャンパス環境は自分に合っているか

最後に、自分がどんな環境で4年間を過ごしたいかをイメージしてみましょう。

  • 都市部(東京、大阪など):
    • メリット: インターンシップやアルバイトの機会が豊富。文化施設やイベントが多く、刺激的な毎日が送れる。
    • デメリット: 生活費が高い。キャンパスが分散している場合がある。
  • 地方(秋田、大分など):
    • メリット: 落ち着いた環境で学業に集中できる。地域コミュニティとの繋がりが生まれやすい。生活費が安い。
    • デメリット: 機会や情報が都市部に比べて少ない場合がある。

また、留学生寮の有無、キャリアサポートセンターの充実度、日本語学習プログラムの提供なども重要なチェックポイントです。

【2024年最新版】英語で学位が取得できる日本の大学プログラム一覧

ここでは、日本全国の代表的な英語学位プログラムをいくつかご紹介します。
(※これはあくまで一例です。最新かつ詳細な情報は、必ず各大学の公式サイトでご確認ください。)

国公立大学編

研究力の高さと比較的安価な学費が魅力です。

大学名 プログラム例 所在地 特徴
東京大学 PEAK (教養学部) 東京 国際日本研究・国際環境学に特化。世界トップレベルの学生が集う最難関プログラム。
京都大学 Kyoto iUP 京都 日本語習得と専門学習を組み合わせたハイブリッド型。工学部には英語コースも。
東北大学 FGLプログラム 宮城 理学・工学・農学といった理工農学分野に強みを持つ。
名古屋大学 G30国際プログラム 愛知 日本の英語プログラムの先駆け。文理にわたる幅広い分野を提供。
九州大学 共創学部など 福岡 アジアとの連携を重視した、文理融合の学際的なプログラム。
国際教養大学 国際教養学部 秋田 全ての授業を英語で実施。1年間の海外留学が必須のリベラルアーツ大学。

私立大学編

プログラムの多様性と、柔軟な教育システムが特徴です。

大学名 プログラム例 所在地 特徴
早稲田大学 SILS, PSEなど多数 東京 国内最多クラスのプログラム数。国際教養から政治経済、理工系まで選択肢が豊富。
慶應義塾大学 PEARL, GIGA 神奈川 経済学(PEARL)と情報・ガバナンス(GIGA)のトップレベルプログラム。
上智大学 FLA, SPSFなど 東京 リベラルアーツとサステナビリティ分野に強み。少人数教育が徹底されている。
国際基督教大学(ICU) 教養学部 東京 日英バイリンガル教育のパイオニア。リベラルアーツを深く学べる。
立命館アジア太平洋大学(APU) 全学部 大分 留学生比率が約50%。キャンパス全体が多文化共生社会を体現。
同志社大学 国際教養インスティテュート 京都 京都の歴史ある地で、リベラルアーツを英語で学ぶ。

海外大学日本校という選択肢

日本にいながら、海外の大学の学位が取得できるユニークな選択肢もあります。

  • テンプル大学ジャパンキャンパス (TUJ): アメリカ・ペンシルベニア州立大学の日本校。
  • レイクランド大学ジャパン・キャンパス: アメリカ・ウィスコンシン州の大学の日本校。

英語学位プログラムに関するよくある質問(Q&A)

ここでは、受験生や保護者の方からよく寄せられる質問にお答えします。

Q1. 日本語能力は全く必要ないですか?

学業を進める上では、ほとんどのプログラムで日本語は必須ではありません。 授業や課題、試験はすべて英語で行われます。

しかし、日本での生活や将来のキャリアを考えると、日本語能力は非常に重要です。 日常生活(市役所の手続き、アルバイト、友人との交流など)では日本語ができた方が圧倒的に便利ですし、卒業後に日本での就職を目指すのであれば、ビジネスレベルの日本語力(目安として日本語能力試験JLPT N2以上)が求められることがほとんどです。

多くの大学では、留学生向けの日本語クラスが開講されています。学業と両立しながら、計画的に日本語を学習することをおすすめします。

Q2. 卒業後のキャリアパスは?日本での就職は難しいですか?

卒業生の進路は非常に多様です。主なキャリアパスは以下の通りです。

  • 日本国内の企業に就職(外資系・日系グローバル企業など)
  • 海外の大学院に進学
  • 母国や第三国で就職
  • 国際機関などで働く

日本での就職は、不可能ではありませんが、簡単でもありません。高い専門性と英語力に加え、前述の通り日本語力が鍵となります。多くの大学には留学生向けのキャリアサポート部門があるので、積極的に活用し、早期から情報収集やインターンシップへの参加を心がけましょう。在留資格の変更手続きなどもサポートしてもらえます。

Q3. 英語やSAT®のスコアが少し足りません。諦めるしかないですか?

諦めるのはまだ早いです。 スコアは重要な判断材料の一つですが、それが全てではありません。

まず、エッセイや活動実績、推薦状などで、スコアだけでは測れないあなたの魅力やポテンシャルを最大限にアピールしましょう。 なぜその大学で学びたいのか、入学後にどう貢献できるのかを、あなた自身の言葉で情熱的に伝えることが重要です。

次に、出願要件が比較的柔軟な大学や、スコア以外の要素を重視してくれる大学を探してみましょう。 大学の入試方針(アドミッション・ポリシー)を読み解き、自分に合った大学を見つけることが大切です。

代替策として、Duolingo English Testを受け付けている大学を探すという方法もあります。TOEFL®やIELTS™に比べて受験料が安く、自宅で受験できるため、スコアメイクの選択肢の一つとして検討してみる価値はあります。ただし、採用している大学はまだ限られているため、志望校で使えるか事前の確認が必要です。

実践のためのヒントとコツ

最後に、あなたの大学選びと受験準備を成功に導くための3つのヒントをご紹介します。

  1. オープンキャンパスや説明会に(オンラインでも)必ず参加する
    ウェブサイトの情報だけではわからない、プログラムの「生きた雰囲気」を感じ取ることが大切です。教員や在学生と直接話すことで、授業の様子や学生生活についてリアルな情報を得られます。疑問点を直接質問できる絶好の機会なので、積極的に参加しましょう。
  2. 【意外な盲点】日本語学習の計画も同時に立てる
    「入学してから考えよう」と思っていると、日々の課題に追われてあっという間に時間が過ぎてしまいます。入学前から「1年次でJLPT N3に合格する」といった具体的な目標を立て、大学が提供する日本語サポートプログラムを調べておきましょう。この少しの準備が、日本での生活の質と将来のキャリアを大きく左右します。
  3. 卒業生の進路を具体的に調べてみる
    大学の公式サイトや、ビジネスSNSのLinkedInなどを活用して、そのプログラムの卒業生がどのようなキャリアを歩んでいるかリサーチしてみましょう。「〇〇大学 △△プログラム 卒業生」などで検索すると、具体的な就職先や進学先が見えてきます。自分の目指す将来像と重なるかを確認することで、入学後のミスマッチを防ぎ、学習へのモチベーションも高まります。

まとめ:最適なプログラムを見つけ、グローバルなキャリアへの第一歩を

日本の大学における英語学位プログラムは、国公立・私立を問わず、今や非常に多様な選択肢が広がっています。日本語の壁を越えて、世界中から集まる仲間と日本の地で学べるこの機会は、あなたの可能性を無限に広げてくれるはずです。

後悔しない進路選択のために最も大切なのは、「専攻分野」「出願要件」「学費」「立地」といった多角的な視点から、自分自身の価値観や目標に合った大学・プログラムをじっくり比較検討することです。

今日からできる最初のステップは、気になる大学のウェブサイトを訪れ、カリキュラムや募集要項に目を通してみることです。計画的な準備を進め、あなただけの未来を切り拓いていってください。私たちは、あなたの挑戦を心から応援しています。


免責事項:本記事に掲載されている情報は2024年時点のものです。大学の入試制度やプログラム内容は変更される可能性があります。出願にあたっては、必ず各大学の公式サイトで最新の募集要項をご確認ください。

※記事内の画像は AI(Genspark)で生成しています

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