【指定校推薦やめた方がいい?】指定校推薦のデメリットや他の入試方法との比較を解説
公開日: 2025年5月6日

「指定校推薦はやめた方がいいって本当?」
「就活でも影響があるって噂を聞いた…一般選抜に切り替えた方がいい?」
こんな不安はありませんか?
「指定校推薦はやめた方がいい」と言われる理由は以下の5つです。
指定校推薦はやめた方がいいと言われる5つの理由
入学後に「学力差」や「やる気の差」で苦しむケースがある
一度決めたら基本的に進路変更が難しい
大学・学部選びに“妥協”が生まれやすく、ミスマッチが起こる
就活で「指定校推薦だったこと」に引け目を感じる人もいる
「本当にやりたいこと」と大学が一致していない場合に後悔する
これらの理由から「指定校推薦はやめた方がいい」と言われています。
しかし指定校推薦をうまく活用し「自分の将来の夢や目標」に向かって努力し、有意義な受験期・大学生活を送っている受験生もいます。
そのポイントは「それぞれの入試方法の特徴やメリット・デメリットを理解し、自分にあった大学・入試方法を選ぶ」ことです。
とはいえ「じゃあどうやって選んだらいいの?」と心配になりますよね。
本記事では「指定校推薦はやめた方がいい」と言われる理由や、他の入試方法との比較・自分にあった進路の見つけ方まで徹底解説します。
この記事を読めば「自分にとって指定校推薦は最適なのか」を知り、志望校合格のために次に起こすべき行動を明確にできます。
それでは順番に解説していきます。

1. 指定校推薦はやめた方がいいと言われる5つの理由

指定校推薦での受験を考え始めた際に「指定校推薦は大変」「やめた方がいい」と言われた経験があるのではないでしょうか。
そこで「指定校推薦はやめた方がいい」と言われる5つの理由を解説します。

それぞれ見ていきましょう。
1-1. 入学後に「学力差」や「やる気の差」で苦しむケースがある
1つ目の理由は「入学後に『学力差』や『やる気の差』で苦しむケースがあるから」です。
指定校推薦で大学受験をする人の中には、評定平均を意識して、真面目に定期テストや課題に取り組んでいる人が多くいます。
一方で指定校推薦は他の入試方法と比較して合格率の高さや受験が早く終わることから、
・たまたま自分のレベルに合った大学の指定校推薦が取れた
・早く受験を終わらせたかった
など、あまり勉強や将来に対しモチベーションが高くない人もいます。
そのため、入学後に一般選抜で試験を突破して入学した人や、熱意があって入学した人とのギャップに苦しむケースがあります。
1-2. 一度決めたら基本的に進路変更が難しい
2つ目の理由は「一度決めたら基本的に進路変更が難しいから」です。
指定校推薦は所属高校の限られた枠を校内選抜で勝ち取り、学校長から推薦をもらって受験するため、基本的に「辞退」や「併願」ができません。

指定校推薦はすべての高校に用意されているわけではなく、大学側から選ばれた高校のみが持っている「特別枠」です。
いままでの高校の学力レベル・指定校推薦で入学した先輩の取り組みなど、さまざまな信頼関係のもとで成り立っている、貴重な枠と言えます。
そのため、合格率が高い一方で、その信頼関係を壊すような「合格後の辞退」やその可能性を高める「併願」を基本的にできないとされています。
事前に「本当にこの大学・学部に入りたいのか」を考えて受験しないと、あとでから進路変更が難しく「本当は違う学部・大学に入りたかった」となってしまう可能性もあります。
1-3. 大学・学部選びに“妥協”が生まれやすく、ミスマッチが起こる
3つ目の理由は「大学・学部選びに”妥協”が生まれやすく、ミスマッチが起こるから」です。
なぜなら指定校推薦はすべての大学からもらえる枠ではなく、所属高校と信頼関係の強い大学のみしかない枠のため、限られた選択肢から選ぼうとすると”妥協”してしまうことが多いからです。
もちろん自分の志望校の指定校推薦枠が「たまたま所属高校に用意されていた」のであれば、ベストです。
しかし、
・学力に自信がないから一般選抜を受けたくない
・出来るだけ早く受験を終わらせて楽したい
などの理由で指定校推薦を選んでしまうと、本来自分の希望進路に合わない学部・大学に進むことになります。
その結果、入学後に「自分がやりたかったことと違う」「こんなはずじゃなかった」とミスマッチが起こってしまいます。
1-4. 就活で「指定校推薦だったこと」に引け目を感じる人もいる
4つ目の理由は「就活で『指定校推薦だったこと』に引け目を感じる人もいるから」です。
一般的に「一般選抜で合格した人は苦しい受験勉強を乗り越えた」というイメージがあり、一方で、指定校推薦は「指定校推薦の合格者は努力していない」と思われることがあります。
実際には、指定校推薦は高い評定平均や面接や小論文での自己アピールを求められるため、楽な試験方式ではありません。
しかし指定校推薦で入学した人の中には上記理由から引け目を感じ、就活で自信を持って自分を売り込むことができない人もいます。
1-5. 「本当にやりたいこと」と大学が一致していない場合に後悔する
5つ目の理由は「『本当にやりたいこと』と大学が一致していない場合に後悔するから」です。
指定校推薦は合格率が高く、受験も早期に終了するため「自分のやりたいこと」と一致している学部・大学ではなく「受かりそうな大学・学部」を選ぶ人もいます。
その場合は入学後に「自分のやりたいことができない」「受験前に自己分析して、受験する学部や大学をよく考えればよかった」と後悔するケースが多いです。
2.【一覧表で解説】総合型選抜・一般入試との比較

ここまで「指定校推薦はやめた方がいい」と言われる理由を5つ紹介しました。
ここで気になることは「どんな入試方式があるのか」そして「その違い」ではないでしょうか?
本章では指定校推薦と他の入試の違いについて、下記一覧表で解説します。
項目 | 指定校推薦 | 一般選抜 | 総合型選抜 |
概要 | 大学からの特別枠に対し、所属高校の推薦を受けることで出願できる入試方式 | 大学ごとに指定された試験を受験、その得点で合格者が決まる入試方式 | 学校が求める人物像を満たす学生を採用する入試方式 |
提出書類 | 調査書 | 願書 | 調査書 |
選考方法 | 書類選考+面接 | 大学入学共通テスト | 書類選考+面接 |
試験内容 | 上記内容 | 学校独自の学科試験や共通テストを実施する大学・学部もあり | 独自の学科試験を課す場合もある |
出願スケジュール | 高校3年生の11月~12月 | 国公立:1/27~2/5 | 高校3年生の9月~12月 |
合格発表 | 12月以降 | 国公立:3月中 | 11月以降 |
メリット | ・合格率がほぼ100% | ・誰でも挑戦ができる | ・学力以外の要素が評価されやすい |
デメリット | ・希望する大学から所属高校への枠がないと受験不可 | ・入試の合否発表が遅い | ・準備に時間がかかる |
必要な対策 | 高1から高い評定平均の維持 | 大学共通テスト・個別学力テストの対策 | 各大学の人物像に合わせた書類作成 |
指定校推薦の最大の特徴は「合格率が高い」ことです。
限られた高校にしか与えられない枠であり、かつその枠で受験するためには厳しい校内選考を勝ち抜く必要があります。
そのため指定校推薦で受験ができているということは「信頼関係や実績のある高校から選ばれた存在」として、ほとんどの方は合格できます。
一方で指定校推薦を得るためには、高1から高い評定平均や模範的な態度などを心がけ「この人にこそ貴重な推薦枠を任せたい」と思ってもらえるように地道な努力が必要です。

指定校推薦というと「早く終わるから楽」「学力が問われないから成績優秀でなくても受かりやすい」というイメージがありますが、実際はコツコツとした努力や基礎学力が問われる入試方式でもあります。
3. 指定校推薦のメリットとデメリットを冷静に比較しよう

大学入試には、主に「一般選抜」「総合型選抜」「学校推薦型選抜(指定校推薦)」があります。
自分に合う入試を選んで受験することが大切ですが、そのためには入試のメリット・デメリットを冷静に比較することが必要です。
ここからは指定校推薦のメリット・デメリットを見ていきましょう。
指定校推薦のメリット
・合格率が高い
・選考期間が短い
・学力試験の負担が少ない
・評定平均が重視されるため、高校での努力が評価される
・早めに合格が決まる
指定校推薦のデメリット
・学校からの推薦が必須である
・高い評定平均が求められる
・併願や合格後の辞退不可である
・自由な学部選びが難しい
それぞれ解説していきます。
3-1. 指定校推薦のメリット
指定校推薦のメリットは以下の通りです。
・合格率が高い
・選考期間が短い
・学力試験の負担が少ない
・評定平均が重視されるため、高校での努力が評価される
・早めに合格が決まる
指定校推薦の大きなメリットは「合格率の高さ」です。
また選考期間が短く、一般選抜よりも早めに合格が決まるのも大きな利点です。
そのため「高校生活を悔いなく楽しみたい」「早めに合格して将来の夢に関する勉強やインターンシップ・ボランティアに取り組みたい」方にはおすすめです。
3-2. 指定校推薦のデメリット
指定校推薦のデメリットは以下の通りです。
・学校からの推薦が必須である
・高い評定平均が求められる
・併願や合格後の辞退不可である
・自由な学部選びが難しい
指定校推薦の最大のデメリットは「併願や合格後の辞退不可である」ことです。
そのため指定校推薦を考える場合は「大学選びに悩んでいるけどとりあえず受けよう」「受かりやすそうな大学を選ぼう」とせず「自分にあった大学」を見つけ、受験することが大切です。
4. 「楽だから」「評判がいいから」で決めるのは危険!自分に合った進路の見つけ方

それでは「自分にあった進路」を見つけるためには、どうしたら良いのでしょうか。
はじめに「自分が大学で何を学びたいのか」「将来どのような仕事や生き方をしたいのか」をできるだけ具体的に考えるましょう。
その際には次のようなポイントをぜひ意識してみてください。

たとえば、単に「受かる大学に行きたい」「有名大学に行きたい」だけで進学先を選んでしまうと、入学後に「思っていたのと違った」「学部での授業内容に興味が持てない」というミスマッチが起こりやすくなります。
しかし自分の興味や将来像に合った大学・学部を選んだ場合、受験勉強・準備が大変でも「将来や未来を見据えている」ため、受験準備のモチベーションを維持でき、入学後も充実した大学生活を送れます。
また、実際に志望校のオープンキャンパスに参加したり、在学生の話を聞いたりすることもおすすめです。
パンフレットやホームページだけではわからない、リアルな学校生活のイメージをつかむことができるでしょう。
指定校推薦は確かに魅力的な制度ですが、「楽だから」「先生に勧められたから」と安易に決めると、後悔するリスクもあります。
自分に合った道をしっかり考えた上で、納得のいく選択をすることが、結果的に一番「楽」な進路につながるのです。
5.「国公立志望」「学力以外の強みを評価してほしい」人は総合型選抜での受験がおすすめ

もし「国公立大学に行きたい」「学力以外の強みを評価してほしい」と考えているなら、総合型選抜という選での受験がおすすめです。
なぜなら総合型選抜は、学力だけではなく「意欲」や「将来のビジョン」「課外活動での実績」などを重視して合否が判断されるからです。
そのため、勉強だけでなく、高校生活で頑張ってきた部活動・生徒会・ボランティア・留学経験など、さまざまな内容をアピールしたい人に向いています。
ただし、総合型選抜では「志望理由書の提出」や「面接・小論文」が課されることが多く、事前対策・自己分析が必須です。

もし対策に悩むことがあれば、総合型選抜専門塾のココミットに無料相談してください。
数ある専門塾の中でもココミットは、以下の強みを持ち、あなたの総合型選抜受験をサポートしてくれます。

まだ総合型受験をするかどうか悩んでいる場合でも、無料相談で一緒に考えることも可能です。
ぜひ気軽に相談することから志望校合格への一歩を踏み出してみましょう。

6.「指定校推薦をやめた方がいい」人もいる!自分に合う入試方法で志望校に合格しよう

本記事では「指定校推薦はやめた方がいい」と言われることをテーマに、その理由や他の入試方法との比較・自分にあった進路の見つけ方まで徹底解説しました。
指定校推薦は一度決めたら基本的に進路変更が難しく、大学・学部を選ぶ際にも多くの人が妥協してしまうことから「やめた方がいい」と言われている
一方で指定校推薦は「合格率が高く」「受験を早期に終了する」ため、「受験したい大学・学部が明確な人」「早く受験を終わらせて自分の将来の夢に対するアクションをしたい人」には向いている
この記事を読んで自分に指定校推薦が合うか・合わないのかを理解できた方も多いのではないでしょうか。
当記事を参考に自分にあった受験方式を選び、志望校合格できるよう応援しています!